プログラムレポート
常葉大学×こども会議(新企画提案:最終プレゼンの様子):バザール日記(2021年7月11日開催)
公開日:2021年07月13日
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こどもバザール
7月11日は常葉大学造形学部の学生さんとこどもバザールを運営するこども店長で、こども会議を実施しました。
これは常葉大学のビジュアルデザインコースの村井先生とデジタル表現デザインコースの渡辺先生による「デザインシンキング」授業の一環で開催するはこびとなりました。
今回が最終プレゼンということで、前回にも増してプレゼンの資料を作成してくれました。
▼第1回目のプレゼンの様子はこちらの記事をご覧ください。
常葉大学の学生さんは、こどもバザールのお店ごとのチームに分かれ、各お店を担当するこども店長に向けて「よりよい運営をするための提案」を行います。
最終プレゼンでは、各チームの持ち時間を決めて、こども店長たちは審査項目をもとにジャッジします。
どのチームも前回の内容をブラシュアップさせ、より現実味を持たせ、子どもたちがメインで運営することを基本とした内容に変更して下さっていました。
10時からは『市役所』と『ハローワーク』、『ゲームや』のこども店長に向けてプレゼンが行われました。
季節に合わせたイベントの提案やお店の人気度調査を図るためのツール、初めて『ま・あ・る』を訪れる方に向けた仕組みづくり、新ゲームの提案などをしてくれました。
実際に試作を作って紹介してくれたチームの方がこども店長の理解は得られたようです。
13時からは『銀行』と『デコめいしや』、15時からは『プラバンや』と『ラッキーパーク(新しいお店)』のプレゼンが行われました。
『銀行』は業務の隙間時間を狙って行えるワークの提案や、今ある機能を活かしてのキャッシュレス化の提案をしてくれました。
こども店長が理解しやすいようにチームによってはプレゼン担当、店長へサポート(解説)をする担当、商品や試作を紹介する担当と役割を決めて行うチームもありました。
『デコめいしや』は商品を作るだけでなく、名刺の交換マナーまで学べる企画は将来彼らが仕事を獲得していくうえで大変有効であると感じました。
『プラバンや」と『ラッキーパーク(新しいお店)』についても今までにない斬新な発想が多く、こども店長も終始興味深々の様子でした。
店舗の外装や商品パッケージへのこだわりもお客様に楽しんでいただくためには重要な要素ですね。
ジャッジの結果はこども店長に発表をしてもらいました。
今回提案していただきました内容は、今後こども店長たちと審議して採用するかどうかを決めていければと思います。
大学生の皆さんにプレゼンテーションをしていただくにあたり、学生の視点によるアイデアのほか、視覚に訴える資料のクオリティや話し手のテクニックも学ぶべきポイントが多々ありました。
今回の「常葉大学×こども会議」コラボ企画では、こども店長にとって刺激的な経験になりました。
ほとんどのこども店長がまた大学生と一緒に活動したいという感想でした。
貴重な経験をありがとうございました。