プログラムレポート
常葉大学×こども会議(新企画提案:第一回目プレゼンの様子):バザール日記(2021年6月27日)
公開日:2021年06月29日
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こどもバザール
6月27日は常葉大学造形学部の学生さんとこどもバザールを運営するこども店長で、こども会議を実施しました。
これは常葉大学のビジュアルデザインコースの村井先生とデジタル表現デザインコースの渡辺先生による「デザインシンキング」授業の一環で開催するはこびとなりました。
▼前回の授業の様子(「こどもバザール」について解説)をご覧になりたい方はこちら
常葉大学造形学部での講義の様子(『ま・あ・る』の施設紹介と「こどもバザール」とのコラボ企画):バザール日記(2021年6月7日実施)
常葉大学の学生さんは、こどもバザールのお店ごとのチームに分かれ、各お店を担当するこども店長に向けて「よりよい運営をするための提案」を行います。
9時30分の開館に合わせてぞくぞくと大学生の皆さんが集まります。
司会進行も全て、学生の皆さんにお任せしました。
彼らのプレゼンがどこまでこども店長の心に響くか、または、内容自体が的外れなこともあるのか、事前のリサーチは重要ですね。
10時からは『市役所』と『ハローワーク』、『ゲームや』のこども店長に向けてプレゼンが行われました。
プレゼンの内容は、新サービスや新商品、販売方法など様々です。
真剣に大学生の方々のプレゼンを聴くこども店長たち。
積極的に質問をします。
13時からは『銀行』と『デコめいしや』、15時からは『プラバンや』と『ラッキーパーク(新しいお店)』のプレゼンが行われました。
各チームのプレゼン後は質疑応答タイムとしました。
大学生の皆さんも最終プレゼンに向け、こども店長から細かく意向を聴いたりと情報を得ていました。
「消費」に関する視点については、実際に商品を手に取る際に満足のいく「瞬間」、「体験」ができるかどうかが重要視されていることに気付きました。
こどもバザールに遊びに来てくれる子どもたちが、「買い物をしたい」、「おしごとをしたい」そして「また来たい」と思うようなデザイン性に優れた「お店」の在り方が不可欠ですね。
お店ごと、村井先生の学生さんチームと渡辺先生の学生さんチームの2チームから提案をうけるため、次回の7月11日の最終プレゼンではどちらの提案がよいかこども店長がジャッジする予定です。
今回のこども店長の意見をうけ、プランをどのように修正してくるのか非常にたのしみです。