プログラムレポート
ぞうけいあそび(こねこね・ぺったん・ねんどであそぼう) ちびっこプログラムの様子(2021年5月10日開催)
公開日:2021年05月11日
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ちびっこプログラム
5月10日は、ちびっこプログラムの「ぞうけいあそび」を開催しました。
5月のテーマは『こねこね・ぺったん・ねんどであそぼう』です。米粉を使って、自分の好きな色の粘土を作り遊びます。
まずは、米粉を触ってみます。さらさら?真っ白?不思議そうにしている子もいました。
さぁ、自分の好きな色に粘土を作っていきましょう。
どんな色がいいかな?
食紅を入れて、フリフリします。
お水を投入したら、一気に色が変わります。
あとは、一生懸命こねこねして完成です!
自分の粘土ができたら、ちぎったり転がしたり、自由に遊びます。
へらで細かく切って、カップに移しています。
粘土を転がしてみたり、型抜きをつかったり、はじめての体験をたくさんしました。
草団子ができたので、柏餅の葉っぱを作ることにしました。
まるいお団子の上にぺろりんと葉っぱがまいてあります。おいしそうにできたかな?
水分量によって異なる固さの粘土を作って、感触を確かめる子もいました。
プルプルしていて、とっても気持ちいい粘土を触らせてもらいました。ありがとう!
午後の回では、大きなお友達が多かったので、型抜きをしてオーブントースターで焼いてみました。
ブタの鼻やハート、星などいろんな仲間が集合!
かっちかちに焼きあがりました。
本日は、初めて参加していただいた方も多くいらっしゃいました。
保護者の方も初めての場所で何をするのか不安だったと思います。
ご参加いただきありがとうございました。
ま・あ・るの「ぞうけいあそび」は保護者の方に協力していただきながら、3つのことを大切にしています。
- 自由にたのしくあそぶ
- 各こどもの関心ややりたいことに寄り添ってあそぶ
- おもいっきり汚す
①は文字通りです。如何にこどもたちが自由でいられるか、楽しい気持ちになれるか・・・ということを考えて手順を作り、進行をしています。
②はサポートの大人側からすると「観察」です。
各こどもの様子をよく観察し、その子が関心を示していることを発見し、より楽しくなるような手助けをします。
関心を示さない子もいますが、ただ色をみたり、感触を確かめるだけでも大きな経験です。
ぞうけいあそびは、無理やり何かをさせるのではなく、その子が如何にたくさん「感じる」かを大切にしています。
③「汚してしまってすみません」というお言葉をよくいただきますが、実はプログラム終了後にたくさん汚れているのをみると「たのしく遊べたな!」と心の中でうれしくなっています。
思いきり汚して遊ぶことで、心の底から湧き上がる「嬉しい」、「楽しい」、「きれい」、「きたない!」などいろいろな感情を持ってもらいたいのです。
汚れを気にする子もいますが、それはこども自身が汚れを「感じている」ことなので、良いことだと思っています。
今まで、ぞうけいあそびに繰り返し参加することで「汚れを気にするよりもっと楽しいことがあるんだ!」と発見していく子もいましたので、一緒に長い目で見守っていきましょう。
プログラム中に「どうやって遊べばいいのかな」、「こんなことしてるけど大丈夫かな」など疑問がありましたら、ぜひ、お声がけください。
みなさまのご参加、お待ちしております。