プログラムレポート
紙版画づくりに挑戦! お母さんに贈るメッセージカードをつくろう 講座の様子(2021年5月4日開催)
公開日:2021年05月04日
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しごと・ものづくり講座
5月4日は清水ワークショップの武田あずみ先生、松村亜妃子先生、望月彩加先生のご協力で紙版画づくりの講座を開催しました。
はじめに、銅版画作家として活躍されている、武田あずみ先生に「木版画」と「銅版画」の違いや特徴についてお話していただきました。
「銅版画」は「木版画」と逆の仕組みで、版の平らな部分のインクが拭き取られ、溝の部分に残ったインクが紙に転写される「凹版」のことです。
実際に先生の作品を見て触って確認してみました。
今回はダンボール紙に、ボールペンやカッター、ニードルを使って凹凸を上手く表現しながら、紙版画を仕上げていきます。
仕組みとしては「銅版画」と同じですね。
お母さんが好きなものや、色を思い出しながらどんなカードを作りたいかイメージしていきます。
「お花を描きたいよ」「お母さんの顔を描きたい!」「お母さんと一緒に食べるケーキを描きたいな」など、皆さん思い思いに好きな絵を描いていきます。
とても上手ですね。
素敵な絵ばかりですね。
下絵ができたら、ボールペンを使って、筆圧を上手に利用してダンボール紙に描き写していきます。
次に好きな大きさにカットしていきます。
刷る工程に進む前にあずみ先生に、デモンストレーションをしていただきました。
紙版画にインクをつけて、延ばしていきます。
プレス機に紙版画をセットします。
紙版画のうえにメッセージカードをセットします。
プレスしていきます。
皆さんもインクをつける工程から進めていきます。
インクをを延ばしていきます。
余分なインクは新聞紙で拭き取ります。
最後にプレス機にかけていきます。
少し力が必要ですが、ハンドルレバーをゆっくりと回していきます。
凸凹をつけた個所も上手に表現されていますね。
台紙に貼って、素敵なカードが完成しました。
お母さんへのメッセージを書きます。
是非母の日に大好きなお母さんへプレゼントしてくださいね。
次回開催もお愉しみに。