プログラムレポート
宇宙ハーバリウム作り 自分だけの星空をハーバリウムで表現してみよう 講座の様子(2021年4月10日・18日開催)
公開日:2021年04月19日
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しごと・ものづくり講座
4月10日、18日はフラワー&クラフトわすれなぐさの杉野拓子先生にご協力いただき、「宇宙ハーバリウム作り 自分だけの星空をハーバリウムで表現してみよう」講座を開催いたしました。
まず先生が「宇宙ハーバリウム」がどうやって生まれたか、教えてくださいました。
元々、植物標本である「ハーバリウム」を作っていた杉野先生。
お友達から「お花のハーバリウムはたくさんあるけど、宇宙みたいなのはできないの?」というリクエストを受け、試行錯誤を繰り返して誕生した作品だそうです。
お花のハーバリウム講師の杉野先生が偶然見つけた色々な材料や、杉野先生が服飾の知識もあったこと、色んな事が重なって「宇宙ハーバリウム」は誕生しました。
どんなリクエストにも「ちょっと出来ないよ」「無理なのでは?」と思わずに、「出来るかどうかやってみよう!」とチャレンジしたことが大事だと先生も仰っていました。
まずは先生が用意してくださった台紙をつなげます。ここのつなげ方が、あとあと瓶に入れたときの見え方に関わってくるので慎重に長さを図ってつなげました。
お手伝いに来てくれたMJVも、参加者にアドバイスをしてくれました。
※MJV(ま・あ・るジュニアボランティア)とは、小学生時代にこども店長として活躍してくれていた中高生のことです。
そして、白い紙に自分の思い描く星空をデザインします。
自分の生まれの星座や、知っている星座、イニシャルなど、色々な発想でイメージを描いていきます。
イメージが出来あがったら、台紙にシールを貼って星空を作っていきます。
星と星をつなぐラインテープや、きらきら輝く星のシールを貼って、星空を作ります。
星空が出来あがったら、瓶の中に台紙を入れて固定します。
内側を止めるのでピンセットを使って慎重に留めました。
最後にオイルを入れます。
オイルを入れると中の台紙がグッと前に迫ってくるように見えるようになります。
これはハーバリウムに使うオイルと、ガラスの屈折率が関係しているようです。
皆さんゆっくりオイルを入れながら、様子の変化を確認していました。
瓶のふたを閉めて、チャームをつけたら完成です。
世界に一つだけの、自分だけの宇宙を閉じ込めた宇宙ハーバリウム。
とってもきれいにできました!