プログラムレポート
だれでも使えるデザインを考えてみよう!~ジェンダーってなに?~ プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2021年3月22日開催)
公開日:2021年03月25日
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こどもバザール
3月22日はNPO法人 Cafe de 寺子屋のメンバー、戸塚涼音先生の協力で「ジェンダーについて学ぶおしごと」を開催しました。
ジェンダーについては後ほどじっくり先生に解説してもらいます。
まずはバッグをデザインしてみます!
表面と裏面とでどんなデザインになるかな?
楽しみです。
色彩豊かで楽しいですね。
デザインしたバッグのお気に入りやこだわりのポイントを一人一人発表してもらいました。
ほとんどの方が好きな色を使って好きなものをデザインしてくれました。
色彩・デザインを意識しながら、実際に身の回りのデザインを見ていきます。
店内の文具売り場の様子、傘売り場の様子をみんなで確認しました。
気づいた点など意見を出していきます。
女の子売り場はピンクや黄色、赤などのパステルカラーが多く、デザインについてもハートやリボンのマークが多く使われていることに気付きます。
男の子の売り場は黒や青などシックなカラーが多いですね。
デザインもスポーツのロゴが多いかなと発見があります。
実際に学校で使用している防災頭巾はどうでしょう。
男の子は青、女の子は赤を使っているよ!の意見が大半でした。
どうして男女で色が分けられているのかな。
トイレのマークについて、男性は青色、女性は赤色と識別されているのが大半です。
私たちは無意識的にトイレの表示がインプットされています。
ジェンダーって?
「社会的・文化的につくられた性別」を指します。
「男性だから〇〇」、「女性だから〇〇」など、差別するつもりはなくても潜在意識のうちに思い込んでしまうことがあります。
それらをジェンダーバイアスといいます。
性別で色分けすると生きづらいこともありますね。
本当なら性別が関係ないことも、性別で分けることにつながっているかもしれません。
最終的に「男女で分ける必要はないね」「みんなが暮らしやすい世界ってなにかな」「イメージで決めつけてしまっていたなって気づいた」などの声があがりました。
今回のように「考える」機会、「気づき」は重要ですね。
真剣に考えてくれてありがとうございました。