プログラムレポート
管理栄養士のおしごと~家族の栄養について考えよう~ とくべつなおしごとの様子(2021年3月22日開催)
公開日:2021年03月25日
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とくべつなおしごと
3月22日はNPO法人Cafe de 寺子屋のメンバー、西野愛菜先生のご協力で「管理栄養士のおしごと」を開催しました。
「管理栄養士ってどんなおしごと?」
「管理栄養士になるためにはどんな勉強をすればいいの?」
・・・ということについて教えていただきました。
管理栄養士は国家資格です。
働く場所は病院や老人ホーム、学校や給食センターのほかにも食品メーカーの研究職や商品開発があります。
管理栄養士さんは色々な場所で活躍できるのですね。
次に栄養素がからだにどんな作用をもたらすのかを学びました。
それぞれの食べ物をグループ別に分けてみます。
今回の講義ではダイエットについて考えるよいきっかけとなりました。
「ダイエット=食べない」、「食べる量を減らす=痩せる」と安易に考えがちですが、とても危険です。
実際に食べる量を減らせば一時的には痩せます。
しかし、私たちは常にエネルギーを消費しています。
主食を抜くと、からだは一気にエコモードになってしまいます。
その為、食べる量を戻すと太りやすくなるのです。
基本は、その人の体系や年齢に合った量の食事を摂取するように心掛けたいですね。
また、塩分の取り過ぎにも気を付けたいです。
私たち日本人の塩分摂取量の平均は10.1gだそうです。
国が提示している塩分目標量は男性で7.5g、女性で6.5gです。
高血圧、心臓病、骨粗鬆症などに関係しますので気を付けたいですね。
普段食べているお菓子やレトルト食品、外食など塩分が多く使用されています。
食品表示やメニューに記載されている表示をチェックするように心掛けたいですね。
減塩の方法として、だしを効かせることで旨味成分は増します。
ということは、塩味も感じるようになります。
手軽に使えるだしパックを上手に利用してみたいですね。
からだは食べ物でつくられます。
何を、どのように、どのくらい摂取したらよいのか、家族で話し合うきっかけになるといいです。