プログラムレポート
ペンとインクを使ってみよう マンガの描き方入門 講座の様子(2021年1月31日開催)
公開日:2021年02月01日
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しごと・ものづくり講座
1月31日にゲームクリエイターの岩本三四郎先生のご協力でマンガの描き方講座が開催されました。
ま・あ・るでは大人気講座として毎回多数のご応募をいただいております。
まずはじめに先生から、マンガを描く時の流れやコツについて、説明をしていただきました。
その後、自分が模写したいマンガを決め、下書きを書いていきます。
三四郎先生曰く、「マンガは何度も何度も書いて上達するものです。はじめから上手に書ける人はいないので、描き続けてください」と。
そして、ある程度書けるようになったら、目をつぶって頭でイメージしながら描けるようになるそうです。
みんな真剣に、描きたいキャラクターを忠実に模写すべく「描いては消す」を繰り返します。
下書きができた方から、本番用の厚手の紙に描いていきます。
本番用の紙は、厚みがある為、シャープペンを使う場合はペン先で紙がへこんでしまわないように、筆圧を調整して描いてもらいます。
また、描いている途中で「全体が入らなくなった」とならないように下書き程度に全体を薄く描いていきます。
描けた人からペン入れをしていきます。
Gペンとインクを使ってペン入れをしていきますが、その際のルールやコツなどを先生から伝授いただきました。
線を描くだけでも難しいですね。
一度ペンを入れるとインクが乾くまで時間がかかるので、手に触れないよう紙を回しながら順序よくペンを入れていきます。
繊細な線が描けると美しい作品になりますね。
ペン入れが終わったら、インクが乾いているかを確認した上で消しゴムで下書きを消します。
最後の仕上げに、スクリーントーンを貼る作業を行いました。
初めてスクリーントーンを使用する方も多く、先生に詳しく解説をしていただきました。
トーンは色々な種類があるので、どのトーンがマッチするのかなども先生にアドバイスいただきます。
下絵を切らないように、力を加減しながらカッターの刃を押し当てトーンを貼り付けていきます。
みなさんイメージ通りに描くことができたでしょうか。
マンガを一から描くってとても大変ですね。
集中力と技と根気が必要ですが、なによりもマンガを描くことが好きであることが一番大切ですね。
是非お家でも練習してみてくださいね。