プログラムレポート
冬の里山で冬野菜の収穫体験と木の実のオーナメントづくり 館外講座の様子(2020年12月6日開催)
公開日:2020年12月06日
-
しごと・ものづくり講座
12月6日は、冬野菜の収穫体験と木の実でオーナメントをつくる講座を静岡市駿河区平沢で開催しました。
静岡県立美術館前に集合して、講師のサニー先生にご挨拶。
サニー先生からみんなに「冬野菜にはどんなものがあるか分かる人~?」といきなり問題です!
みなさん悩みながら、お父さんやお母さんに相談しつつ・・・「白菜!」、「大根!!」、「ブロッコリー」と答えてくれました。
どれも大正解◎
そしてこの答えてくれた野菜の中に、今日収穫するものが2つあるよ~と教えてくれました。ワクワクした気持ちで講座スタートです☆
畑のあるところまで、みんなで歩きます。
今回は収穫体験のほかに、木の実でオーナメントをつくる体験もあります♪
そのため、畑に向かう道中は足元の木の実を拾いながら進んでいきます。
大人たちよりも早く、こどもたちはどんどん木の実を見つけていきますね。さすが★
赤い実をみつけました。
サニーさんに教えてもらった場所で、みんなが何かゴソゴソ探しています。この茂みには一体何が?!
・・・瑠璃色に輝く綺麗な実を発見!
まるでビーズのように綺麗ですね♪『リュウノヒゲ』の実だそうです。オーナメントがグッと華やかになりそうです。
材料が集まったら、収穫体験の前に木の実のオーナメントづくりに挑戦です。
コルクボードをカットしたものに、紐を通したオーナメントの土台をサニーさんにご用意していただきました。
そこへボンドを使って木の実を貼り付けていきます。
手を動かして実際にどんどん貼りながらイメージを膨らませる子と、先にレイアウトを慎重に考えてから接着していく子・・様々でした。
リュウノヒゲの実に、どんぐりの帽子をくっつけています。ナイスアイデア☆
それぞれの個性が表れた素敵なオーナメントが出来上がりました!
お次は、お待ちかねの収穫体験です!
地元の農家・松本さんから農家さんのおしごとについてお話を聞きながら、「ブロッコリー」「大根(青首大根・聖護院大根)」の収穫にチャレンジしました。
ブロッコリーを収穫した後、脇の方から、「わき芽」とよばれる小さなブロッコリーが出てきます。
今回はその「わき芽」を収穫させていただきました。
わき芽を150グラムになるようにはかって、袋詰めをする『出荷体験』もさせていただきました。
袋詰め後にちょっと記念撮影☆
(大人が何も言わずとも、自然と距離をとることができているみなさん・・素晴らしい!)
続いて、大根2種類の収穫にも挑戦です。
真上にまっすぐ持ち上げるように抜くんだよ~というアドバイスを受け、みなさんバッチリ収穫成功♪
京野菜である「聖護院大根」は、とても丸々として立派でした!こどもたちの顔の大きさよりも大きかったかも?!
冬野菜は、寒い中で育つほど甘みが増すと言います。そして身体を温めてくれるものが多いです。
スーパーには当たり前のように夏野菜も冬野菜も販売されていて購入することができますが、その時期の旬の野菜を食べることは美味しいうえに身体にとっていいことがたくさんあります。栄養もたっぷり!
家庭でも旬の野菜を意識して取り入れていきたいですね。
本日収穫した野菜たちをみなさんがどんなお料理に変身させたのかまた教えてくださいね♪