プログラムレポート
~馬と人の美しいコミュニケーション~乗馬にチャレンジ 講座の様子 (2020年11月3日開催)
公開日:2020年11月05日
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しごと・ものづくり講座
11月3日は、平沢ライディングガーデン、望月政明先生のご協力でま・あ・る特別プログラム・乗馬体験講座を開催していただきました。
まず、馬と上手に接する方法について教えていただきながら、馬の性質や彼らが苦手とすることなども解説いただきました。
生き物と上手に接することが出来るようになるためには、まずはじめに相手を知ることが大切ですね。
これらを習得した上で厩舎の中へ移動します。
厩舎の中には20頭近くの馬がおり、馬もこども達の活気ある姿に興味津々の様子でした。
今回、みんなとコミュニケーションを図るポニーは「はじめ」くんです。
ベテランのポニーで、優しく温厚な性格だそうです。
順番に、ブラッシングをしていきます。
通常、馬の体温は37.5度あり、人間よりも体温が高いため怪我をした場合でも比較的治りが早いとのことでした。
ゆっくりと丁寧にブラッシングをかけていきますが、まだお互いが緊張している様子ですね。
これから少しずつ心が通じ合えていけるか楽しみです。
鞍を乗せ、乗馬の準備が完了しました。
待ちに待った、乗馬体験です。
みんなわくわくした様子でしたが、怪我のないよう、乗馬中に気を付けておくことを確認した上で順番に乗ります。
「なみあし」で歩きはじめ、手綱を左右に動かしながら曲がったり、手綱を手前に引っ張ることで停止させたりと基本の動作を習得していきました。
みんな怖がっている様子はなく、上手に乗りこなしていましたね。
基本動作が出来たところで、「はやあし」にもチャレンジしました。
振動がやや激しくなるため、体の芯がぶれやすくなりがちですが、皆さん姿勢をキープしたまま気持ちよさそうに乗っていました。
乗馬体験後は、頑張ってくれた「はじめ」くんににんじんのご褒美タイムです。
その後、みんなで「はじめ」くんのお部屋をお掃除しました。
なかなか体力とコツがいる作業でしたね。
みんなめげずに最後まできれいにお掃除してくれました。
そして最後にブラッシングをもう一度してみました。
「はじめ」くんがとても気持ちよさそうな顔をみせてくれました。
加えて、みんなとの距離もぐっと縮まったようなしぐさも見せてくれましたね。
馬は優しく接してくれる相手はしっかりと記憶していて、一度信頼関係を築くことができれば豊かな表情を見せてくれるようになります。
信頼関係を築くためにもスキンシップがとても大事なので、馬に乗るだけではなくその後のお手入れが大事な時間になってきます。
乗馬体験に是非参加したいという方は平沢ライディングガーデンにお問合せ下さい。
こどもから大人まで楽しむことが出来ます。