プログラムレポート
プログラミングでミニロボを動かそう! 講座の様子(2020年10月10日開催)
公開日:2020年10月10日
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しごと・ものづくり講座
10月10日はミニロボ有限責任事業組合様のご協力で講座を開催しました。
株式会社アイエイアイから、望月先生・佐塚先生が講師として来てくださいました。
『ミニロボ』という言葉を聞くと、ご存知の方はまずコントローラーで操作するラジコン型のサッカーロボットを想像するかと思います。
ま・あ・るでも、おしごとごっこ体験のできる「こどもバザール」内に『ミニロボやさん』があったり、定期的に組立教室の開催や、ミニロボユーザーたちが集結する『ミニロボ大会』をこれまで行ってきました。
しかし、今回のミニロボは講座タイトルにもある通り、なんと・・・プログラミングを利用してミニロボを動かします!
プログラミング体験に入る前に、参加者みんなで身近にある『プログラミング』にはどんなものがあるのか考えました。
家の中にあるテレビや、日常生活のなかだと自動ドアや信号機・・・考えていくと身の回りの多くの物がプログラミングを使って動いていることがわかりましたね。
株式会社アイエイアイの産業用ロボットの映像も見せてもらいました。産業用ロボットももちろんプログラミングで動いています。
人間が食事をしたり、トイレにいったり、眠ったりしている間も、ロボットは休まず24時間365日働き続けることができるのです。
「でも人間じゃないとできないことはなんだと思う?」という望月先生の問いかけに、多くの手があがります。
「感情がある」、「思いやりのきもちで人を助ける」などの意見がでました。
・・・答えは?
すぐに力の加減が分かることだそうです。
ロボットは力の加減がわからないので、「数字」を使って教えてあげる・・・これがプログラミングだよと教えてもらいました。
アイエイアイさんのお仕事について学びながら、プログラミングについての知識も深めたところで、いよいよ2人1組にわかれてミニロボプログラミング体験です☆
与えれた課題をチームごと解決していきます。
タブレットを使って、「前進」や「曲がる」、「止まる」などのミニロボの動きを自分たちで組み立てていきます。
それぞれ何秒なのかも忘れずに入力します。
2人1組で知恵を出し合います。
「うまく曲がれなかったから、1秒短くしてみる?」などの会話が飛び交います。
講座で初めて会った子同士のペアがほとんどだったにもかかわらず、みんなコミュニケーションをとりながら課題解決に向けて協力する姿が見られました。
初級編の課題は、みなさんクリア!
初級編のあとは、上級編の課題に挑戦します。
障害物に当たらないように、ミニロボを動かしてゴールに向かってシュートを狙います。
プログラミングする内容が増えてくる中、一気にプログラミングの組み立てを仕上げるチームがいたり、一旦途中までプログラミングしてその動きを見てみるチームがいたり、チームごとの考え方が色々見られました。
一旦途中までプログラミングして、修正を加えながら組み立てていく方が意外とクリアまでの道のりが近いのかも?!
プログラミングの面白さに没頭してあっという間の2時間でした!
他のプログラミングの教材と違うところは、最後にゴールに向かってシュートできるところ。
自分たちの考えたプログラミングがうまくいって、最後にシュートがきれいに決まると最高に盛り上がります♪
※今回の講座で使用したプログラミング専用ミニロボの販売が始まったそうです!
詳しくは、ミニロボ情報満載のブログ『ミニロボ通信』でご確認ください!
⇒http://blog.livedoor.jp/minirobo_01/archives/cat_1266176.html
プログラミングする上で、コミュニケーションもとても大切なことだということも感じた子が多かったのではないかと思います。
そして、これからますますAIが活躍する時代になっていくと言われていますが、人間にしかできないこと、自分にしかできないことを極めていきたいですね。