プログラムレポート
歯科衛生士のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2020年8月3日開催)
公開日:2020年08月06日
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こどもバザール
8月3日に静岡市健康づくり推進課様のご協力で「歯科衛生士のおしごと」を開催していただきました。
まずはじめに、歯科衛生士とはどんな仕事なのか、どのようにしたら歯科衛生士になれるのか等について教えていただきました。
そしてエプロンや手袋を装着して、みんなに歯科衛生士さんに変身してもらいました。小さな歯科衛生士さんが沢山でかわいいですね。
みなさんはご自身の歯が何本あるか知っていますか。
こども用の人口プラーク、大人用の人工プラークを使って一緒に数えていきます。
乳歯の数は20本、永久歯は28本です。
人によっては親知らずもありますので、それらを含めると32本になります。生涯、自分の歯で食べ物を美味しく食べ続けられるように健康で強い歯を維持していきたいですね。
みんなの前にある、人工プラークと歯ブラシを使ってきれいに歯のお掃除を開始します。汚れている箇所には赤い色がついているので、はっきりとわかりますね。
「この人工プラークはあなたの『大切な人』と思いながら磨き上げて下さいね」と先生からアドバイスをいただきました。
『大切な人』に対して、力任せに無理やり治療をしてはいけませんね。決して傷つけないように、でも細部まできれいに、丁寧に磨き上げます。
その際、患者さんに対して安心させてあげられる声掛けは欠かせません。
「少し顔を左(右)に向けて下さいね」でしたり「大丈夫ですよ」「決して痛くないですよ」など治療中はリラックスできるようにケアすることも大切なお仕事です。
さらに綺麗な歯を目指し、ミラーや糸ようじなどを使いながら隅々までクリーニングを続けます。歯磨き粉も付けながらピカピカに仕上げていきます。
そして最後にフッ化物を歯に塗っていきます。これを塗ることで溶けた歯を元に戻してあげたり、ばい菌を寄せ付けないようにしてくれます。
今回の「歯科衛生士のおしごと」に参加してくれたお友達は、今まで以上に自分自身の歯を大切にすることが出来ますね。
夏休み期間中はいつも以上におやつの摂取量が増えていくと思います。
アイスキャンディや冷たいジュースが美味しい季節です。
でも美しい歯を維持していく為にも、歯ブラシが歯にあたる角度をみつけ効率のよい歯磨きを心がけましょう。そして虫歯には十分に気を付けていきましょうね。