プログラムレポート
食品サンプルでピザとレタスを作ろう! 講座の様子(2020年2月22日開催)
公開日:2020年02月24日
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しごと・ものづくり講座
2月22日に葵サンプルさんのご協力で、本格的な食品サンプルづくり講座を開催して頂きました。今回はピザとレタスづくりにチャレンジします。ピザは葵サンプルさんの新作で、今回が初開催となります。
まずはピザ作りからです。ピザ生地も葵サンプルさんオリジナルの為、ひとつひとつ、生地の形状や厚みが異なります。みんな気に入った生地を見つけます。
次に選んだピザ生地に具を配置していきます。トッピングもどれもリアルです。それらをはさみで好みの大きさにカットしていきます。
ピザのカット面も計算しながら具材を切ります。
その後一度並べた具材を生地から外し、トマトソースを塗っていきます。
そして先ほどの具材をのせ、最後にチーズをたっぷりとかけていきます。
カット面もソースとチーズが溶けたところをイメージします。チーズのとろっと溶け出したところを表現するのは難しいですね。しかしそこを「する」か「しない」かでリアルさに差が出ます。
自分好みのピザが完成したところでオーブントースターを使って焼きます。5分ほど焼きますが、具の重ね方やソースの厚みで焼き上がり時間が異なります。
プロに焼き上がりをチェックしていただき、その後ドライヤーで表面を溶かし、ツヤを出します。ここも職人技ですね。
焼き目は2色の茶色の絵の具を使って表現していきます。絵筆を平らにしながらゆっくりとやさしくなでるように焦げ目をつけていきます。最後にニスでツヤをさらに出し、パセリをふって完成です。
見た目も豪華な具沢山ピザが出来ました。
続いて2品目のレタスづくりです。まずは45度位のお湯の中に2色のロウを流します。
次にレタスのはじを持ちます。
そこからロウを沈め、手前に伸ばしていきます。
最後にふんわりとまとめていきます。
それではみんなの番です。プロに手取り足取り教えて頂きます。
ロウが手につくととても熱いので、ボールの中のお湯に完全に手を入れて行います。中途半端が一番危険です。やるならしっかりと行います。
手前にゆっくりと引いて伸ばしていきます。丁寧に行わないと途中で切れてしまいますね。
包むときも優しく、葉同士が詰まらないようにします。
出来立てのレタスを半分にカットします。シャキシャキっとした新鮮な音を感じるレタスの完成です。
カットしたレタスは一人半玉ずつに分けました。みずみずしくて美味しそうですね。
1品目のピザでは現代主流の「熱を入れて固めて作る手法」を、2品目のレタスでは昔ながらの「熱を入れて溶かす手法」の2通りの作り方を伝授して頂きました。
作っても楽しい食品サンプルの魅力をこれからも発信していきます。夏にぴったりの食材を用いた食品サンプルづくりの講座を次回検討中です。お楽しみにしてくださいね。