プログラムレポート
消防署親子見学ツアー 講座の様子(2019年12月20日開催)
公開日:2019年12月26日
-
しごと・ものづくり講座
12月20日はま・あ・るから一番近い消防署の清水消防署の見学ツアーを行いました。
午前中は年少~年長親子、午後は小学生親子が参加してくれました。
最初に消防のしごとのことや防火について消防士さんから学びました。
クイズ形式で消防士さんの勤務時間についての問題があり、勤務は24時間交代と聞いて、こどもたちはすごく驚いていました。
朝8:30から次の日の朝8:30まで途中で仮眠を挟みながら勤務するそうです。もちろんずっと起きてはいられないので仮眠の時間もありますが、
仮眠中も通報があれば出動することもあるとのことでした。起きて数分で着替えて出動するということもあるそうです。
火事の原因は放火が一番多いというのも学びました。放火をされないように家の近くには段ボールなどの燃えやすいものを置かないということも大切と教えていただきました。
その後、DVDを見て防火についてや消防署の仕事について学びました。未就学親子講座ではこどもたちに人気のヒーローが防火について説明してくれました。
そのあと消防署内の見学をさせていただきました。
仮眠室やトレーニング室など消防署ならではの部屋もありました。
事務室ではパソコンに向かっておしごとをしている方もたくさんいらっしゃいました。
食堂では消防士の方々が自炊をするための大きなお鍋もありました。出勤している消防士さんが交代でご飯を作るそうです。
そしていよいよ車両見学です。
救急車、ポンプ車、指揮車など車両ごとに役割や載せている道具などを教えてもらいました。普段道路ですれ違ったり見かけることはありますが、間近で見ると迫力が違いましたね。どの車両もしっかり手入れされていてピカピカに輝いていました。
外にははしご車も待機していました。はしご車はあまり身近なところでは見かけない車両なので、こどもたちから歓声があがりました。
小学生の参加者は順番に乗らせてもらいました。
一番高くはしごが伸びると30メートルにもなるそうです。下から見ているだけで手に汗がでてきます。
ま・あ・る代表としてカメラを片手に乗車させていただきました。はしご車から下をのぞくとこのような感じです。参加者のみなさんや車がとても小さく見えました。
はしご車は車体にある運転席の消防士さんと先端に乗っている消防士さんとでコミュニケーションを取りながら操作をします。
訓練用のビルの屋上に消防士さんが降りられる位置にはしごを移動するという熟練の技をみせていただきました。
消防士さん用の本物の防火着も貸していただき、記念撮影を行いました。
防火着は、消防士さんを守るためとてもしっかりした生地でできているので、大人でも重いと感じるくらいでしたがこどもたちは本物が着れて嬉しそうでした。
本当の火事の現場に行くときは更に重たい工具や酸素ボンベなどが必要な場合もあるので、実際にはもっともっと重くなるそうです。
日々のトレーニングなくしては歩くだけでヘトヘトになってしまいまいそうですね。
2時間かけて消防士という仕事のこと、消防署のこと、消防車両のことをじっくり学ぶことが出来る貴重な講座となりました。