プログラムレポート
壊して学ぶ機械の仕組み パソコンを徹底的に分解してみよう 講座の様子(2019年9月30日開催)
公開日:2019年10月01日
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しごと・ものづくり講座
昨日は、パソコンの分解を通じて機械の仕組みを学ぶ講座が開催されました。
今回はみなさんにデスクトップパソコン2台、ノートパソコン1台、液晶ディスプレイ1台を分解してもらいます。
既に壊れているものを使いますので、壊してしまうリスクを恐れずに分解できますが、そもそもどうやって分解したら良いのかわからないので、あの手この手で分解を試みます。いきなり答えは教えません。
どこを外したら良いのか、構造を観察しながら考えるのは結構大変です。
それぞれが何の役割を持っている部品なのかを解説しながら分解していきましたので、ただバラバラにするのではなく、どの部品がどんな役割を持っているのかを知ることができました。
ノートパソコンはデスクトップよりも難易度が高いです。いろいろな部品が細かく重なっているので、取り外すのはとても大変です。
液晶ディスプレイはパソコンよりも分解する機会は少ないので、中身が想像つきませんでしたね。
外から見て簡単にわからないときは、自分が同じ物をつくるとしたらどんな構造に設計するかを考えてみると、外し方のヒントが得られることが多いです。
嵌め込みになっている部品はだいたい爪がどちらかについていますから、爪の位置がどこにあるかを考えることが大事ですね。
ノートパソコンもデスクトップも形は違っても、同じ役割の部品が使われていることがわかりました。
組み立てる講座はあっても、なかなか徹底的に分解する講座というのはありませんから、面白い経験ができたと思います。
どんな機械もそれぞれの部品に機能や役割があり、それが組み合わさって一つの価値を提供しています。
世の中には色々な機械がありますが、それぞれがどんな仕組みで動いているのか、興味が尽きませんね。
分解はとても面白いですが、家にある家電を勝手に分解してはいけませんよ。
ゴミを分解する場合も、思わぬ怪我をする場合もありますから、必ず大人と一緒に行ってくださいね。