プログラムレポート
ペンタブレット入門!キャラクターデザインの基礎 講座の様子(2019年9月28日開催)
公開日:2019年09月28日
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しごと・ものづくり講座
本日はゲームクリエイターの三四郎先生のご協力で、ペンタブレットの入門講座が開催されました。
いつも高学年が多い講座ですが、今回は中学生も沢山参加してくれましたね。
この講座では、下書きを紙に書いて、それをスキャナで取り込みペンタブレットで仕上げていきます。
まずは、紙に下書きを描いていきます。
自分のオリジナルキャラクターをいきなり描くのが難しい場合は、資料を見ながら見本を真似して描いていきます。
見本をそのまま写すだけでも、バランスが崩れてしまったり、思うように線が描けなかったりと、なかなか苦労しますね。
今回はトレーシングペーパーは使わなかったので、初めての子には難易度が高かったかもしれません。
下書きが仕上がったら、スキャナでデータを取り込んで、デジタルデータにします。
データを取り込んだら、いよいよペンタブレットを使って、ペン入れをしていきます。
漫画の講座に出たことがある人は、この作業がいかにアナログでやると大変かわかりますね。
タブレットを使うのが初めてという子もいましたが、だんだんと慣れてきました。
ペンを動かしにくい場合は、絵の方を回転させて、自分の描きやすい位置にするのは紙で描く時と同じです。
ある程度出来上がってきたところで、今度は塗りの作業について先生に教えてもらいました。
きちんとレイヤーを分けて作業することで、後から塗り方を変えたりすることが容易にできるようになります。
アナログだけの講座、デジタルだけの講座ですと、どうしてもデジタルの良いところ、アナログの良いところが見えにくいのですが、どちらの要素も入れた講座にすることで、どうしてデジタル処理が優れているのかを身体で体験することができます。
午前・午後にわたって、4時間の長い講座ですが、みなさんまだまだやり足りないようでしたね。
データを持ち帰った人は、お家でもファイアアルパカをインストールすれば続きができます。
タブレットも安く販売されていたりしますので、ぜひお家でも環境を整えて、タブレットを利用したデザインに挑戦してみてください。
漫画の講座にまだ出たことがない方は、ぜひそちらも受講してみてください。アナログで描く手法を覚えると、デジタルで取り組んだ時に、理解度がかなり上がると思います。
次回開催をお楽しみに!