プログラムレポート
おさかな博士になろう!お魚研究講座 講座の様子(2019年8月12日開催)
公開日:2019年08月12日
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しごと・ものづくり講座
8月12日は、マックスバリュ東海株式会社のご協力により、お魚を解体して研究する講座を開催しました。
講師は、まるたき先生です。食育インストラクターであり、お魚のことならなんでも知っている「おさかな博士」でもあります☆
『おさかな博士になろう!』という講座だけあって、お魚のことに詳しい子が1年生から6年生まで約30名集まってくれました。
保護者のみなさんも、見学希望の方は入室OKでしたので多くの保護者のみなさんが来てくださいました。
はじめは、まるたき先生から、みんなの普段の食事について質問!
お野菜は食べているかな?果物は食べているかな?
お肉とお魚はどのくらい食べているかな?
みんな自分の普段の食事を振り返りながら先生の質問に手をあげて答えます。
スーパーの出来合いのお惣菜や、外食のメニューの中には塩分がたくさん含まれていること。
そしてその塩分はみんなの体に蓄積されることを知りました。
ではなぜ塩分が身体に蓄積されたらダメなんでしょうか?
血の流れが悪くなったり、それが原因で様々な病気が引き起こされることを教えてもらいました。
現代は、昔と違って夏の冷房が当たり前になってきてなかなか汗をかきませんよね。
汗をかくことで余分な塩分を体外に排出させるので、汗をかかないとどんどん塩分が蓄積されてしまいます。
そこで大切なのが、先生がはじめに質問した「野菜」「果物」そして「魚」を食べることなんだそうです!
塩分を体外に排出する手助けをしてくれるそうです。少し食生活を見直してみましょう!
難しい話の後は、クイズタイム★
みんなお魚の漢字、いくつ読めるかな?
「おさかな博士」を目指しているみなさんなので、あちこちから意見が飛び交います。
ほとんど正解した子もいましたよ!すごいですね♪
クイズのあとは、今日の一番のお楽しみ!まるたき先生によるお魚解体ショー☆
※ここより先は、魚の内臓の写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。
とっても立派なブリをご用意してくださいました!!登場した瞬間、みんなの歓声が起こりました。
魚の心臓はどんな形か知っているかな?
・・・なんと、三角のかたちをしていました!
ほかのお魚もみんな三角形だそうです。
魚が呼吸をするときに大切な「エラ」。これも先生がきれいにとりだしてくれました・・・!
「いそぎんちゃくみたい!」という声が聞こえました。
では、魚の肝臓はどんなだろう??
肝臓・・というとよくわからないけれど、みんな焼き鳥の「レバー」と同じだよと先生が教えてくれたのがわかりやすかったようです。
これだけ大きなブリの胃袋はどんなだろう?
じゃーん!!
みんな想像したより小さくて驚いていました。
しかし、実際はブリは20~30センチくらいの魚を丸のみするそうで、この胃袋はその大きさまで伸びるんだそうです!ビックリですね。
そして、この白っぽいものは内臓を包み込んでいる脂肪。
この脂肪はなくてはならないものだそうです。内臓たちを守ってくれているのですね。
じっくり観察できるようにきれいに並べてくれました。黄色っぽいものは卵です。
このブリは雌だということがわかりました。
それぞれの内臓の部位の説明の中で、どんな働きをしているのか、人間の体の中だとどのあたりなのか、そういう話も先生が丁寧に面白くお話してくれました。
お腹のなかが空っぽになったブリ。先生、とてもキレイに解体をしてくれましたね。
このあとはブリをおろしていきます。
ブリにも舌があることご存知でしたか?
おもしろいね!
まるたき先生の華麗な手さばきで、どんどんブリがおろされていきます。
あっという間にサク状になりました。
これを切り身にして、バジルソースとあえてホットプレートで焼いたものをみんなで試食します。
焼けるのを待っている間に、先生に質問したり、内臓を改めて観察したりして過ごしました。
ワークシートに上手に絵を書いている子もいましたよ。
夏休みの自由研究のヒントになったかな?
アンケートの感想の中には、「人間のからだといっしょだなと思った」「初めてしんぞうをみれてよかった」「楽しく魚のことを知ることができました」などの意見がありました。
「なんでだろう?」と思う気持ちを大切に、いろいろな知識をこれからも深めていってくださいね。
自由研究がまだ終わっていないみなさん、ラストスパートがんばりましょう!