プログラムレポート
天ぷらの日!えび天丼をつくろう 講座の様子(2019年7月23日開催)
公開日:2019年07月23日
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しごと・ものづくり講座
7月23日は『天ぷらの日』!・・・ということで、静岡市葵区七間町にある老舗の天ぷら専門店「天文本店」の萩原康広先生がこどもたちにえびの天ぷらづくりを教えてくださいました。
もともと一年で暑さが最も激しくなる「大暑」(7月23日頃)が、夏の暑さにバテないために、天ぷらを食べて元気に過ごそうという思いをこめて「天ぷらの日」に制定されたようです。
天ぷらというと、難しいイメージを持たれがちですが、ポイントを押さえれば誰でも簡単に作れる!という萩原先生のお話からスタートしました。
参加者の緊張が少し和らぎましたね。
えびの殻向きと下処理から取り掛かります。1人3尾!
殻をむいたら、竹串をつかって背ワタをとります。
先生のように、きれいにとれたら気持ちがいいですね!
ここで下処理が完了したわけではありません!
まだ大事な作業が残っています。
エビのお腹の部分にある筋に切れ目をいれ、エビをまっすぐな形に整えていきます。
こんな風に、しっぽに垂直に垂れるように伸ばせたらOK!!
こうやっておかないと、揚げた時にえびが曲がってしまいます。
そして尾の部分にある水分を、包丁をつかって出します。
この水分が残っていると、揚げた時に油がはねやすくあぶないです。
こうしたひと手間が料理では大切なんですね。
準備が整ったら、いよいよえびの天ぷらを揚げていきます。
衣の用意も自分たちで行います。
薄力粉をザルを使って、ふるいます。こうして粉に空気を含ませるのだそうです。
卵をといたところに水を加え、そこへさきほどふるった薄力粉を加えて混ぜます。
先生に教えてもらった衣の液の濃度は覚えたかな??
えびに薄力粉をまぶして、衣をつけて揚げてみよう!!
油に入れた時に出てきた泡の大きさと、えびに火が通ってきたときの泡の大きさが違うということを教えてもらいました。耳をすますと、あげているときに音の変化もありましたね。
みんなとても上手に揚げることができました★
揚げたてのえびを、天つゆにくぐらせて、たきたてごはんの上にのせます。
じゃーーーん☆えび天丼のできあがり!立体的に盛り付けて素敵ですね♪
自分で一から作ったえび天丼の美味しさは格別ですね!
今日覚えたコツを、ぜひおうちの人やおともだちにも教えてあげてくださいね♪
夏休み中に、またチャレンジしてみてください。
そして、萩原先生の「天文本店」の天ぷらもぜひご家族で食べに行ってみてくださいね。