プログラムレポート
親子でつくろう夢の植物工場 講座の様子(2019年7月13日開催)
公開日:2019年07月13日
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しごと・ものづくり講座
本日は、しずもーる沼上の重岡先生のご協力で、ペットボトルを使った植物工場づくりの講座が開催されました。
まずは先生から、現代の植物工場について詳しく解説をしていただきました。
少しむずかしい内容もありましたが、今回は親子講座ですので、大人の方にもとてもためになる内容だったと思います。
植物工場を作るには、基本的に水、栄養、酸素が重要になります。
本格的な産業施設でも、お家で作る小さなものであってもこれは変わらないそうです。
植物工場の基礎について教えてもらったあと、実際に作成に入っていきます。
ペットボトルをカッターで切り抜いていき、栄養を入れた水が入るところと植物の固定部を作っていきます。
カッターで切る作業は思ったより大変ですが、親子で協力して進めていきました。
ここまで出来上がったら、トマトの苗の根の部分を綺麗に洗浄していきます。
周りについている土を綺麗に落とすのですが、根を傷めないようにやさしく洗います。
根に近いところにウレタン培地を使ってキャップの部分に苗を固定します。
あとはキリなどを使って固定棒用の穴と、ポンプ用の穴を開けたら完成です。
今回のセットにはポンプがついていますが、栄養のある液を下の段に入れて、そこに空気を送って酸素を供給する仕組みです。
トマト用の栽培セットを完成できた人は、余ったペットボトルを使って土を入れたレタス栽培器も作りました。
栄養、水、酸素が供給できれば色々な方式が考えられますので、先生の見本を真似しながらそれぞれで作りたいものを作っていきます。
今日の講座では、基本となる3大要素を満たせれば、オリジナルで色々なものが作れることがわかったので、家に帰ってからも色々なものに応用できますね。
夏休みの研究課題としても面白い内容だと思いますので、自由研究としても取り組んでみると良いでしょう。