5月27日に、マインクラフトを使用してバーチャル空間で大きな建造物を作る講座が開催されました。

IT系の講座は、基本的に一人もしくは親子で何かをする講座がほとんどなのですが、今回はチームで一つのことに取り組みます。

マインクラフトそのものが上手かどうかは、さほど問題ではありませんよ。

現実の社会でもそうですが、大きな建物を一人で作るのはとても大変です。

みんなで作業をしていく上では、誰が見てもわかるように最初に設計図を書かなければなりません。

チームによって進め方は色々ですが、何を作るのかを話し合って、方眼紙に設計図を書いていきます。

マインクラフトの世界では基本的にはブロックで積み上げていくため、設計図はとても簡単に書くことができます。

マインクラフトはブロックなので、レゴを使って説明するとみんなに伝わりやすいですね。

最終的に横から見た図、上から見た図、正面から見た図を書きました。

矛盾のない図が出来上がったところで、実際にマインクラフトの仮想空間で作業をしていきます。

チームで同じ空間に入って作業しますが、それぞれどんな役割分担で進めるのかを話し合いながら建築していきました。

図面と違う大きさで作ってしまうと困りますので、マス目の数を数えながらブロックを置いていきます。

時間が終わるまであっという間でしたが、皆さんがんばって作業をしていましたね。

面白い建物が沢山できました。

今回、全く知らない子と作業をした人がほとんどでしたが、チームで仕事する楽しさも難しさも同時に味わったと思います。

ITは個人作業が多いと思われがちですが、本当はチームで動いていくことが多い仕事です。

知らない人とうまくやれる事や、チームをまとめる力、コミュニケーション力は絶対に必要になります。

個人作業としてプログラミングのテクニックばかりを教える講座ばかりが目立つ昨今ですが、今のうちから人と関わるスキルもしっかりと磨いていきましょう。

きっと将来役に立つはずです。

と、偉そうな事を書いている筆者も、チームで仕事をするのが苦手な一人です。