プログラムレポート
農学博士と一緒にフィールドワーク 自然に眠る未来を探そう! 講座の様子(2019年3月23日開催)
公開日:2019年03月23日
-
しごと・ものづくり講座
本日は静岡市沼上資源循環学習プラザ(しずモール沼上)のご協力で、農学博士の重岡先生による講座が開催されました。
毎年実施している講座ですが、今回は外へ出て行うフィールドワークを主体として実施をしました。
まずは館内にて、自然に関する未来の仕事や、生物模倣技術などについて、先生からお話をしてもらいました。
ところどころ難しいお話もありましたが、こどもだけでなく保護者の方にもとても勉強になるお話でしたね。
我々の生活の中にある製品にも、生き物から学んだ技術が沢山生かされていることがわかりました。
お話が終わったら、いよいよ外へ出て本物の自然を見ながら先生にお話を聞いていきます。
わざわざ山の中に行かなくても、ほんの少しの自然があれば、そこから沢山のことを学ぶことができるそうです。
植物、生物についてはまだまだわからないことが沢山あります。
なぜなのか?どうしてなのか?を考えながら、みんなで意見を出し合って話ながら進めていきました。
先生からは学校で勉強しない内容を沢山教えてもらいました。専門家からお話を聞けるチャンスはあまりないので、とても貴重な体験ですね。
小さくて見えにくいものはルーペを使って観察しました。
指先よりも小さい植物の中に、自然のテクノロジーが沢山詰まっていることがわかりました。
ひととおりフィールドワークが終わったら、最後にお部屋に戻って、みなさんから一人ひとり感想を言ってもらいました。
みなさんきちんと自分の考えを言えましたね。
今回の講座では、自然に目を向けることの大切さ、不思議に思う心の大切さを学びました。
これから何十年後に今の仕事や産業がどう変化しているかわかりませんが、自然から学ぶことは未来の仕事を考える上でとても重要です。
保護者の方も日頃から、こどもと一緒に身の回りの自然について、こどもと一緒に考える時間を持つようにしてもらうといいと思います。