８月２１日の館外講座は、静岡県美容専門学校で開催しました。

中高生対象講座ということで、市内の中学生が参加してくれました。

今回の講座の会場は練習用のシャンプー台がたくさん並ぶ教室でした。専門学校に入る機会はなかなかないので、ここに入れただけでも貴重な体験ですが、今回はシャンプー体験と特殊メイクに挑戦することができます。

最初に先生がシャンプーをするのをみんなで見て手順を確認しました。

先生がやると簡単そうにみえましたが、通っている学生さんでも最初はなかなか難しいということでした。

緊張しながら順番に挑戦します。

シャワーで髪全体にお湯をかけて濡らします。

実際の美容師さんはお客様の頭を洗うので、顔にかけないように、温度が熱すぎないようにと気をつけることがたくさんあることを教えてもらいました。

ただキレイに洗うだけではなく、お客さんに不快な思いをさせないことも大事なポイントです。

顔にお湯がかかってしまったり、シャワーが上を向いてしまってお湯が自分にかかってしまったりとハプニングも続出しましたが、先生方に丁寧にサポートしていただきながら無事に終了しました。

初めてのシャンプー体験は、思ったより難しかったようです。

今後美容院に行くときは、美容師さんがどんな風にシャンプーをしているか気になってしまいますね。

次は特殊メイクに挑戦しました。テレビや映画でケガをしたシーンの撮影などで使われるメイク法です。

もちろん全員初めての挑戦です。こちらもまずは先生のお手本を見学します。最初は切り傷を制作しました。

どんどん痛そうな傷になっていくのをじっと見つめます。メイクとわかっていてもじっくり見られない程、痛々しい傷になりました。

各自、自分の手の好きな場所に傷を作っていきます。

どうしたら本物の傷のようにみえるのか、じっくり考えながら取り組みました。自分がケガをしたときの傷を思い出しながら取り組んでいた子もいるかもしれませんね。

最後にもう一つ、工作用の糊とオブラートを使って「擦り傷」にも挑戦しました。

薬を飲むためのオブラートがこのように特殊メイクの際に利用されていることを知り、みんな驚いていました。

完成した傷はとてもメイクには思えない仕上がりでした！

参加者のアンケートには、貴重な体験ができてよかった！美容師さんがメイクをするとは知らなかった、勉強になったなどの感想がありました。

中高生講座ならではの特別な体験をすることができました。

静岡県美容専門学校の先生方、ご協力ありがとうございました！