プログラムレポート
歯科衛生士のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2018年8月20日)
公開日:2018年08月21日
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こどもバザール
夏休みも後半に入りました。8月20日のとくべつなおしごとは、静岡市健康づくり推進課の協力による「歯科衛生士」のおしごと体験でした。
まずは、歯科衛生士がどんな仕事をしているのか教えていただきました。
歯医者さんの治療のサポートをしたり、歯ブラシの指導をしたり、歯のお掃除をしているということがわかりました。今回来てくれた3名の方も全員歯科衛生士です。
どんな仕事をしているかわかったところで、歯科衛生士さんのしごに欠かせないゴム手袋とマスクをしました。
次に歯の模型につけた人工プラークを歯ブラシできれいにしました。わかりやすく赤い色がついているので、子どもたちは赤い色が取れるよう必死に磨いていました。
ブラシを横に動かしているだけだとどんなにがんばってもプラークは表面しか取れません。
そんなときは歯ブラシを縦にしたり、角度を変えると取れやすくなると教えてもらいました。普段の歯みがきにも生かせそうですね。
歯の裏をデンタルミラーでチェックしながら磨く方法も覚えました。
次に少し歯みがき粉をつけて磨きます。今度は、患者さんの気持ちを想像しながら、優しく声をかけたり、次にやることを伝えながら磨きました。
デンタルフロスも活躍しました。
汚れが残りやすいのは歯ぐきの近く、歯の間、歯のくぼみの3か所だそうです。
だんだん白くピカピカの歯が増えていきます。
乳歯は20本、永久歯は28本あるので、全部の歯をキレイにするのはとても大変だったようです。
仕上げに虫歯予防に効果があるとされるフッ素を歯に塗りました。
こどもたちが大好きなチョコレートや飴、スナック菓子やジュースは虫歯の原因になりやすいと教えてもらいました。
おやつの回数は1日1~2回が理想だそうです。それ以上食べると虫歯になる確率が高くなるとのことでした。
参加してくれた方は今日の夜から自分の歯をいつも以上に丁寧に磨いてくれると思います。
今回学んだことを生かして毎日丁寧に歯ブラシをするよう心掛けたいですね!