プログラムレポート
カカオ豆からチョコレートをつくってみよう!講座の様子(2018年8月6日・7日開催)
公開日:2018年08月07日
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しごと・ものづくり講座
8月6日(土)・7日(日)の2日間は、静岡市駿河区高松にあるチョコレート専門店『Conche』の田中克典さんにカカオ豆からチョコレートをつくる講座を開催していただきました。
6日の講座の様子は、テレビ静岡の取材が入り夕方のニュースで放映されたので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。
「いつも食べているチョコレートは一体どんな工程を経て、できているんだろう?」
当たり前にスーパーやコンビニなどで販売しているので、特に気にしたことのない子の方が多いと思います。
この講座は、タイトルの通り「カカオ豆」からチョコレートを作ります。
これがカカオ豆。
参加者のみなさんは、皮をむくところから挑戦します。表面が固いので、なかなか思い通りにむけないことも・・・。
皮をむくことができたら、少し機械の力を借ります。
田中先生が、お店でも実際に使っている「グラインダー」という機械を持ってきてくれました!
その機械の中に、皮をむいたカカオ豆をいれていきます。
カカオ豆がどんどんすりつぶされて、機械からでてきます。
みんなその光景にくぎ付けです!
すりつぶされたカカオ豆は、もちろんそのままでは何も甘さもないので、そこに砂糖・粉ミルク・溶かしたカカオバターを加えていきます。
ミルクチョコレートには、牛乳ではなく水分をとばした粉ミルクを使用するんですね。
みなさん、カカオバターも初めて知りましたね。
すべて混ぜたものを固めてもチョコレートにはなりますが、みんなが食べたことのあるチョコレートのようになめらかなものとは舌触りのちがうものになってしまいます。
ここからがみんなの腕の見せ所!!
仕上げに乳鉢を使って、残っているカカオの粒をすりつぶしていきます。
2人1組で、疲れたら交代しながらひたすらすります。なめらかなチョコレートになるように、手を止めずに頑張ります。
根気のいる作業です。がんばれー!!
想像以上に力を使うので、みなさんぐったり。(笑)
先生のOKが出て、チョコレートを型に流します。
平らになるようにトントンと叩きます。
あとは、冷蔵庫で15分ほど冷やして固まったら完成です☆
キレイにできました!
お味はいかが?
いつも食べているチョコレートより、少し苦いけどおいしかった!という声が多くあがっていました。
カカオの粒も完全にはつぶれていないので、サクサクした食感を楽しみました。
売っているチョコレートのようになめらかにするには、機械で24時間~48時間ずっとすりつぶす作業が必要だそうです。みんなびっくり!!
機械じゃないととても難しいですね。
初めて知ることがたくさんの講座になったかと思います。
周りの人にもぜひ教えてあげてくださいね!
そして田中先生のお店『Conche』には、先生の作った様々なチョコレートが販売されているので、ぜひまた家族で行ってみてくださいね。
またの開催をお楽しみに☆
画像ギャラリー
【6日の様子】
【7日の様子】