プログラムレポート


ま・あ・るの駐車場問題について静岡市から回答をいただきました:バザール日記(2018年4月2日)

2017年12月26日。

こども店長の代表4名が市長を訪問し、ま・あ・るの5年間の歩みを報告しました。(市長表敬訪問の記事はこちら

その際に、1人のこども店長が、ま・あ・るの駐車料金について市長へ相談をしました。

 

「最後に市長にお願いがあります。それは駐車料金のサービスです。ちびっこさんは一人でこられないので、お母さんと車で来る子が多いからです。1時間だけ、2時間だけ、と区切りをつけられてしまっているので、割引サービスをつけて駐車料金をきにせずに『ま・あ・る』で遊んでほしいからです。」

 

2017年12月26日市長表敬訪問

 

この相談に対し、田辺市長から

予算やルール見直しなど検討材料がたくさんあることを説明してくださいながら、ま・あ・る担当課で検討をし、年度末の3月末までに回答するということをお約束してくださいました。

 

 

2017年12月26日市長表敬訪問

 

駐車場については、駐車料金や送迎場所などで利用者様に大変ご不便ご面倒をおかけしております。お恥ずかしいことですが、皆様からいただいた駐車場についてのお声をもって市の担当者へ相談をしていましたが、なかなか難しく解決に結びつきませんでした。そのため、まさか、この場でこども店長から意見がでるとは思いもせず、ただただ驚くばかりでした。

 

2018年4月2日。ついに、結論の日。

産業政策課の担当者から、市長へ進言したこども店長(現MJV)とま・あ・る館長へお話しがありました。

(動画はこちら

 

結論としては、検討して調整した結果、現段階で何かができるということにはならないというものでした。

 

とても残念な結論となりましたが、静岡市としてのサービスの考え方や、電車やバスを利用される方々のことなどを含め、丁寧に説明してくださいました。

 

2018年4月2日駐車場の件報告

 

このこども店長は、4月から中学生になりMJV(ま・あ・るジュニアボランティア)として『ま・あ・る』で活動を続けます。

 

報告を受けての感想は次のとおりです。(感想の動画はこちら

 

「聞いてもらえたらいいなと思ったことをこうやって考えて検討してくれて、報告にも来てくださって、ありがたいと思いました。」

 

意見したことがそのまま通るわけではないということを理解し、検討してもらえたことに感謝の気持ちを持つことができていることに驚きました。大人でも難しいことです。

 

駐車場問題の提言からわかるように、こども店長からMJV(ま・あ・るジュニアボランティア)として『ま・あ・る』で活動を続けるこどもたちは、利用者様のことを第一に考えて活動しています。

 

より多くの方に『ま・あ・る』を利用してもらうためにどうしたらいいか、『ま・あ・る』を楽しんでもらうにはどうしたらいいか。

 

これは、自分たちで『ま・あ・る』を運営しているという意識が根底にあるからだと感じています。

 

 

スタッフも、こどもたちに負けない気持ちで真摯に運営に取り組んでおります。まだまだ、ご不便ご面倒をおかけする部分もありますが今後も尽力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

動画