プログラムレポート
印刷工場見学ツアー~まあるんダ!ができるまで~ 講座の様子(2018年3月30日開催)
公開日:2018年03月31日
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しごと・ものづくり講座
3月30日に春日印刷工業株式会社さんのご協力で、印刷工場の見学ツアーが開催されました。
ま・あ・るで発行しているまあるんダ!を現在印刷して頂いている会社です。
今回は、特別に印刷工場の中を見せて頂きます。
まずは、増田工場長から印刷とは何か、どういった仕組みで印刷が行われているか等、印刷に関することを教えてもらいました。
普段は、家で使っているインクジェットプリンタくらいしか見る機会がないと思いますが、世の中には用途に合わせて沢山の印刷方法があることがわかりましたね。
印刷に使用するインクはとてもドロドロしていました。服につくと大変なので、そーっと見せてもらいます。
実際に印刷で使用する版はとても大きくてびっくりしました。
印刷する時は、CMYKの4色ごとに版が必要になるそうです。
印刷の仕組みがわかったら、早速工場見学へ出発です。
工場の中は危険な機械がたくさんあるので、親子で気を付けながら進んでいきます。
まあるんダ!を印刷する大きな印刷機です。
ここに版を取り付けて、印刷をします。
今回は特別にまあるんダ!を何枚か印刷してもらいました。
4台の機械でそれぞれ別の色が印刷され、最後に完成品が出てきます。
最高速で印刷してもらいましたが、すごいスピードで正確に印刷物が出来上がっていましたね。
印刷工場では紙が反ったりしないように、常に湿度を一定に保っていないとならないそうです。
部屋の中には各所に霧吹きが設置されていました。
続いて製本の機械を使って、お土産で持って帰るレポートパッドの製本体験をします。
とても長細い機械に本をセットすると自動で背のテープがつけられて完成します。
重さを測る機械もセットになっていて、精密に重さを測ることで、ページの抜けなどがないかもチェックできるそうです。
今回作ったレポートパッドは、ま・あ・るのロゴや自分の名前が入った特別な品物です。
非売品なので、大切に使ってくださいね。
見学から戻ったら、質疑応答の時間です。
みなさんそれぞれ見学中に気になったところを質問していました。
特に印刷の種類の違いや色の作り方など、印字の仕組みについての質問が多かったですね。
最後に、特別に版を作っている工程も見せてもらいました。
大きな版が大きな機械から取り出されて出来上がる様子を見ることができました。
こうやって版が作られているんですね。
普段自分たちの生活の中でよく見る印刷物ですが、様々な機械を駆使して作られていることがよくわかりました。
また、まだまだ人間がやらないとならない部分も多く、人の技術が必要だということもわかりましたね。
お家に帰っても、印刷物を見て、どうやって作られているのかを思い浮かべてみてください。