プログラムレポート
理容師のおしごと~カット&顔そり&カラーに挑戦~講座の様子(2018年3月26日開催)
公開日:2018年03月29日
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しごと・ものづくり講座
3月26日(月)は、静岡県理容師組合 青年部の方々の協力により、本格的な理容師体験のできる講座を開催しました。ま・あ・るでは初めての講座です。
講師は県中部各地にあるお店で理容師として活躍中の方々です。
今日は小学4年生~6年生の14名が参加しました。
まず最初は、カラーの体験です。金髪の毛束を本物のカラー剤を使って、赤・ピンク・オレンジ・青などの色の中から好きな色を選んで染めました。
カラー剤をたっぷり塗ったら、ラップにくるんで、しばらく時間を置きます。どんな色になるか楽しみですね。
20分後、カラー剤を洗い落とすと、きれいに色がついていました。毛束をドライヤーを乾かして、自分で使えるように長さを整えてもらいました。毛束にはクリップがついているので、簡単に自分の髪につけられます。鮮やかな色が入って子ども達は嬉しそうでした。
次はカット体験です。
まずははさみの使い方から教わりました。工作用のはさみとは形が少し違って持つところも金属なので、見た目より重さもあります。非常に切れ味がよく、刃を触ると手が切れると聞き、慎重に取り扱いました。
今回は1人1つ、練習用のマネキンの髪を切って整えます。最初はハサミの動きがぎこちなかったですが、カットを進めるうちにだんだんと慣れてきているようでした。
切るときは目線を下げるとまっすぐかどうかわかりやすいことや、一気に切ると切りにくいので、少しずつ切ることなど、丁寧に教えてもらいました。
途中、襟足を整える際にはバリカンも使いました。
ハサミもバリカンもはじめての体験なので、最初は戸惑っている子も多かったですが、教えてもらった通りに切り進め、とてもきれいに揃っていました。
長かったマネキンの髪がだんだん整っていき、かわいらしくなっていきました。
最後の前髪カットは、自分の好きなように切らせてもらいました。長さが違うと印象がずいぶん変わりますね。
続いて、シェービング体験です。
こちらも本物の道具を使いましたが、刃があると危ないため、刃のない状態で挑戦しました。風船にぬったシェービングフォームを丁寧に拭いました。
とてもきれいに泡が取れるので、みんな楽しそうでした。
最後はカットしたマネキンをドライヤーで乾かして、整えました。
約1時間半の中で、たくさんの体験をすることができて、子ども達は大満足だったようです。中には将来、理容師や美容師になりたいと思って参加した子もいたようでした。将来、先生たちのように理容師になり、活躍してくれる日がくるのが楽しみです。
静岡県理容師組合の皆さん、ご協力ありがとうございました!
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