プログラムレポート
【しずまえ料理】桜えび焼売&太刀魚のしずまえ焼き 講座の様子(2018年3月17日開催)
公開日:2018年03月19日
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しごと・ものづくり講座
静岡鉄道 新清水駅のすぐ近くにある老舗「割烹わかすぎ」の若杉雅彦さんに創作しずまえ(※)料理を教えていただく講座を3月17日に開催しました。
※【しずまえ】とは・・・
静岡市の前浜(駿河区石部~清水区蒲原)のことです。 静岡市には、用宗漁港、清水港、由比漁港の3つの港があります。 ここで水揚げされる魚介類を「しずまえ鮮魚」といいます。
今回は、しずまえ鮮魚の中から桜えびを使った「桜えび焼売」と、太刀魚を使った若杉先生考案の一品「しずまえ焼き」に挑戦しました。
生の桜えびをゆがくところから自分たちで行います。
3~4組の親子で協力して作業を進めます。
プロの料理人・若杉先生の手さばきにみんなくぎ付けです。
焼売の包み方も、まず先生のお手本を見せてもらいます。
先生みたいに上手にみんな包めるかな?
みなさん初めは慣れない手つきでしたが、ひとつふたつと包んでいくうちに上手に包めるようになっていました。
桜えびの焼売を蒸している間に、2品目の「太刀魚のしずまえ焼き」に取り掛かります。
太刀魚のしずまえ焼きは太刀魚を3枚におろし、おろした太刀魚の間にスライスチーズと桜えびをはさんで焼いたものです。かけるソースによって、日本料理にも洋食にも中華料理にもなる一品です!
太刀魚の3枚におろすのは初めて体験するという子ばかり!
姿勢や包丁を入れる角度など、先生の説明を真剣に聞きます。
お父さんやお母さんに少しサポートしてもらいながら、チャレンジします。
桜えびとスライスチーズをはさんで、オーブンで10~15分焼きます。
チーズがとろけてとてもいい香り!
そしてなんと今回は特別に・・・若杉先生が『マグロ』も用意してくださいました!!
しずまえ鮮魚を代表する魚のひとつですね。
柳刃包丁をつかってマグロを切る体験もさせていただきました。
自分で切ったマグロで、お寿司を握ります。
料理がすべて完成しました!
子どもたちだけでなく、親御さんたちからも「美味しい!」の声をたくさん聞くことができました。
今回のクッキング講座は、ま・あ・るのこれまでの講座の中でも盛りだくさんの充実した内容でした!
少しの調味料で、素材の美味しさを引き立てたり、調理中のひと手間で家庭料理もぐっとプロの味に近づくことを教えていただき、勉強になりましたね。
おいしいしずまえ鮮魚が、さらに美味しくなる料理でした!
家庭でもまたしずまえ鮮魚をつかった料理を楽しんでみてくださいね。