プログラムレポート


かつおと昆布のだしソムリエ体験!本格みそ汁づくり

6月29日(日)、ま・あ・るで3回目となる次郎長屋さんの若旦那・西ヶ谷建志先生による「本格みそ汁づくり」の講座が開催されました。

次郎長屋さんは、ま・あ・るのすぐ近くにある清水駅前銀座商店街の中にある、昆布をはじめとした海産物・乾物の専門店です。

 

 

みんな「早くお味噌汁を飲みたい!」という気持ちは抑えて(笑)、まずは先生から昆布やかつおぶしについてのお話を聞きました。

 

 

一口に昆布と言っても、産地によって香りも味も全然違います。

先生が用意してくれたワークシートに、実際に昆布の匂いを嗅いで特徴を書き込んでいきました。

その特徴を生かした料理方法なども書き込みます。(だし取り用や、煮昆布・・・など)

 

 

 

 

昆布は、どんな風に生息していて、漁師さんがどんなふうに獲って、加工されるのか、そういったお話も教えてくれました。

 

 

 

そして、今まではお店でかつお節を削ってきてくださっていたのですが、今回は目の前でかつお節を削ってくれました!!

 

削りたてのかつお節の香りを嗅ぎ、そして味わいました。

「いい香り~♪」、「いつものかつお節と全然違う!すごくおいしい~!!」と、子どもたちはみんな大喜びでした。

 

 

かつお節もそろったところで、お待ちかねの本格みそ汁作りです!

講座の2時間以上前から、昆布を浸けておいた水を火にかけます。

沸騰する手前で昆布を取り出すので、その瞬間を見逃さないようにみんな鍋に釘づけです。

 

 

昆布をとりだしたあと、いったん昆布だけでとっただしはどんな味かみんなで味見をしました。

「なんかにが~い」、「物足りないなぁー」と、渋い表情の子どもたち。

 

 

そして、差し水をして削りたてのかつお節を鍋に投入です!

今度は沸騰させます。

かつおのだしが出たところで、次はざるで漉します。熱いからそーーーーっと!

 

みそを溶く前に、かつおと昆布が合わさっただしの味見です。

 

「全然ちがう!!」

「おいしーーーーーい♪」と、さっきの渋い表情とはうってかわって、みんな笑顔です♪

あまりの美味しさにもっと飲みたいという子まで!

お味噌汁のだしがたりなくなってしまうので我慢我慢。(笑)

 

 

お麩とわかめを入れて、少し加熱したら、お味噌を溶かします。

クッキングスタジオ中に美味しい香り♪

 

 

完成したら、それぞれお椀によそって、みんな一緒にいただきます!

きれいな姿勢で、お椀をもって、味わいながら食べていました。

4杯もおかわりする子がいるくらい、とっても美味しい本格みそ汁ができました。

 

 

粉末だしなどで簡単におみそ汁をつくることもできますが、子どもたちは講座を通してだしをとることの大切さ、だしからつくったおみそ汁の美味しさを実感したようでした。