プログラムレポート
銅板ヘラ出し体験!講座の様子(2026年3月15日開催)
公開日:2026年03月22日
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しごと・ものづくり講座
3月15日は、静岡県板金工業組合清水支部の林孝之先生、伏見一雄先生、金井保栄先生のご協力で、「銅板ヘラ出し体験!」講座を開催しました。

「銅板ヘラ出し」とは、銅板を押したりこすったりして模様を浮かび上がらせる技法です。
最初は平らな銅板が、ヘラでこすることで少しずつ形が浮かび上がり、立体的な模様になっていきます。
参加者は、先生の説明を聞き自分で手を動かしながら、銅板ヘラ出しの面白さを体験しました!
使用した材料と道具はこちら。

まずは、好きな下絵を選びます。花や動物、昆虫などの下絵から好きなイラストを選びました。

続いて、銅板にベニヤ板を重ねて、ボールペンで枠をなぞり枠取りをします。

枠取りした銅板をひっくり返し、最初に選んだ下絵のイラストを置き、マスキングテープで動かないように固定します。

イラストと銅板の間にカーボン紙を挟み、ここからはボールペンを使って、イラストをなぞり銅板に写していきます。

ポイントは「力を入れて、しっかりと線をなぞる」こと。みんな集中して力を込めて下絵を書き写しました!

線の書き忘れがないか、途中で確認しながら進めます。

そしてイラストを写し終えたら、いよいよ「ヘラ出し」の作業です。銅板を裏返し、木のヘラを使いイラストの線の内側をこすります。

「細かいところは細いヘラを使って丁寧に。広いところは太いヘラを使って少しダイナミックにこするといいよ!」と先生が声をかけてくれました。

ヘラでこすると、平らだった銅板に少しずつ凸凹が生まれます。


最初にボールペンで書き写した模様がふくらみ、立体的になっていく途中の様子も楽しみながら、みなさん夢中になってヘラ出しをしています。




徐々に完成に近づいてきて思わず笑顔。


ヘラ出しでデザインが完成したら、最後の仕上げです。先生が銅板の角を落とし、ベニヤ板と銅板を合わせてくれました。


普段あまり見ることができない技に興味津々の参加者のみなさん。
先生がベニヤ板と合わせてくれた銅板に、ワックスで磨きをかけます。

磨くと錆が取れ、銅板が本来の輝き鏡のようにピカピカになりました。
最後にスプレーでコーティングして完成です!

迫力のある恐竜のデザインが、ヘラ出しでリアルにできました!

犬のデザインは、丸みが表現されていて可愛いですね。

人気のデザインだったカワセミも素敵に仕上がりました。


少し難易度が高い梅の花にチャレンジした方は、枝や花のつぼの細かな部分も丁寧に仕上がっていますね。

出来上がった作品にみなさん大満足!

銅板ヘラ出しを体験するのは初めての方がほとんどでしたが、先生に教えてもらいながら、自分の手を動かして少しずつ完成に近づく工程を楽しめるものづくり体験でした。

またの開催をお楽しみに。
















































































