プログラムレポート
マンガ模写に挑戦! 講座の様子(2025年12月6日開催)
公開日:2025年12月08日
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しごと・ものづくり講座
12月6日は、ゲームクリエイターの岩本三四郎先生にご協力いただき、「マンガ模写に挑戦!」の中高生講座を開催しました。
小学6年生から高校生までを対象とした、よりレベルアップを目指す講座です。
現代のマンガの大半はアナログではなく、パソコンを使ってデジタルで描かれているそうです。
今回は、絵を描く基礎を学びながら、Gペンやスクリーントーンを使って描きます。
はじめに模写をしたい絵を選びます。
模写するときは、本番で描く紙のサイズと同じくらいの絵を元にすると模写しやすいそうです。
絵が決まったら、練習用の紙に鉛筆で薄く練習をしていきます。
「はじめに、目、鼻、輪郭などのあたりをつけ、全体のバランスを見ることがポイントです。」と三四郎先生が教えてくださいました。
練習を終えたら、ケント紙に描いていきます。
同じ絵をもう一度描くことで、一回目よりも雰囲気をつかむことができ、元の絵を見なくても描けるようになるそうです。
みなさん、集中して黙々と描き進めていきます。
下書きが終わったら、次に「ペン入れ」です。
今回はGペンを使って、ペン先にインクを付けながら描いていきます。
先生からコツを教えていただきました。
Gペン一本で、力の入れ方や角度を変えることによって、線の太さを変えることができます。
力を入れると太い線、ペン先で軽く描くと細い線になる、とても繊細な作業です。
みなさんも挑戦してみましょう。
次に、「ベタ塗り」といって広い範囲を塗る作業です。
筆ペンを使って真っ黒に塗ることで、濃淡がはっきりした絵になるそうです。
最後に、絵の背景や影を付ける手法で「スクリーントーン」の使い方を教えていただきました。
スクリーントーンは、小さな点の集まりで、色の濃さを表現できます。
たくさんの種類から絵に合わせて、選びましょう。
貼りたい範囲のサイズに切り、細かいところは専用のカッターで切っていきます。
それぞれのペースで、学んだ技法を使いながら、絵を仕上げます。
3時間半の長時間講座でしたが、みなさん集中して黙々と取り組むことができました。
最後に先生から「これからどんな仕事に就いても、絵が描けることは無駄にはならないので、是非たくさんの絵を描いて上手になってください」とお話がありました。
三四郎先生ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。































































