プログラムレポート
富士市立富士川第一小学校 団体利用の様子(2025年11月4日開催)
公開日:2025年11月10日
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その他
11月4日は富士市立富士川第一小学校の6年生の団体利用がありました。
今回は2つの職業講話を実施しました。それぞれの講話の様子を報告します。
■「桜えび料理に挑戦!」(講師:山崎伴子先生/鮨処やましち)
地元由比の桜えび漁について学び、桜えびの炊き込みご飯のおにぎり&カップ寿司を作りました。
講師は蒲原にある鮨処やましちの山崎伴子先生です。最初に桜エビ漁についてのお話を聞き、動画を見ました。
日本で唯一駿河湾で行われている桜えび漁は春と秋に行われます。桜えびは深い海に住み、夜になると海面近くに上がってくるため日没後に出航する夜の漁だということを学びました。
桜エビ漁では2隻の船が一組になって綱を引く「二隻船曳漁法」を行うそうです。その様子を食い入るように見ていました。
お話と動画のあとは、お楽しみのクッキングを体験しました。
一品目は「桜えびの炊き込みご飯のおむすび」です。干した桜えびと地元でとれたもち米「葵美人」を炊き込んだもっちもちのご飯を心を込めて優しく握りました。
「おむすび」は人と人を結ぶ意味があることを山崎先生が教えて下さいました。
二品目は「桜えびのカップ寿司」です。酢飯を入れたカップに「しずまえ」で獲れた「ゆで桜えび」「桜えびの佃煮」「ゆでシラス」「ブロッコリー」をトッピングします。
ピンク、白、緑と彩りもきれいなカップ寿司が完成しました。
山崎先生に「桜えびは生でも茹でても干してもおいしいですよ。」と教えていただきました。生徒さんは「初めて桜えびを食べたけど、思ったより甘かった!」「おいしかった。」など、地元しずまえの味に大満足の様子でした。
味の感想や桜エビ漁についてのお話をしながら楽しく召し上がっていました。
講座中、山崎先生に漁の関係者から「今年の秋漁情報」が入り、「今夜、今年の秋漁が始まります!」と最新情報を教えて下さいました。
山崎伴子先生、おいしい桜えび料理を教えて下さりありがとうございます。生徒の皆さんが本当においしそうに召し上がっていました!
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■「イラストレーターのおしごと」(講師:窪田てるみ先生/しあわせ販促工房)
講師はしあわせ販促工房で漫画クリエイターを務める、窪田てるみ先生です。
最初に窪田先生の自己紹介がありました。窪田先生は、会社・行政のチラシ、マルシェで販売するカレー等のパッケージの作成や4コマ漫画も描いているそうです。
続いて4コマ漫画を描くときのコツを教えて下さいました。
起承転結、最後にオチがくるようにします。テンポを大事にセリフは少なく簡潔にし、状況は絵で表現することを学びました。
お話づくりのコツとして失敗したこと、笑っちゃったことを題材にするとおもしろいと教えて下さいました。生徒の皆さんは窪田先生のアドバイスを参考に4コマ漫画づくりにチャレンジしました。
出来上がった4コマ漫画をお友達同士で見せ合う時間も設けました。どの作品も上手に描けていて面白かったです。
窪田てるみ先生、いつもご協力ありがとうございます。
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富士市立富士川第一小学校6年生のみなさん、今回の職業講話をぜひ将来の職業選びの参考にしてください。
山崎伴子先生、窪田てるみ先生、とてもためになる講座を開催していただき、ありがとうございます。

















































