プログラムレポート
和楽器にチャレンジ! 箏をひいてみよう 講座の様子(2025年9月29日開催)
公開日:2025年09月29日
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しごと・ものづくり講座
9月29日は、箏演奏家の岡崎紗璃先生にご協力いただき、箏を体験する講座を開催しました。
紗璃先生は、関西を中心に、静岡や東京で音楽活動を行っており、古典音楽から現代音楽まで多岐にわたって活動をしています。
今回は、箏に慣れて楽しんでいただきながら、参加者全員で演奏することを目的にみんなで練習を行います。
はじめに、紗璃先生の箏の伴奏で、「ゆうやけこやけ」を一緒に歌います。
大半の方が「知ってる!」「歌ったことがあるよ!」と教えてくれました。
情景が浮かんでくるような、とても心地のよい歌でしたね。
続いて、箏の基本について学びます。
箏には13本の絃が張られています。
弦の名前は、演奏者から見て楽器の奥から順に「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗(と)、為(い)、巾(きん)」となります。
先生が子ども達の親指の大きさに合わせて爪を選んでくださいましたよ。
右手の親指にはめて、親指で弦を弾きます。
左手は、左側の弦の上におき、背筋を伸ばして、正座をします。
紗璃先生の掛け声に合わせて、それぞれの音を出してみました。
「音が出てうれしい!」「すごく素敵な音が出せたよ♪」「弦のはりが強くて少し指が痛くなってしまうかも…」「楽しい!」皆さん、素敵な音を出すことができてとても嬉しそうです。
演奏曲「さくらさくら」の楽譜をみながら、練習します。
「難しいね…」「音が一音一音できれてしまって、滑らかに弾くことが出来ないな…」「少しずつだけど上手に弾けるようになってきたかも」皆さん、とても集中して何度も何度も練習をします。
仲間と教え合いながら、互いに休憩をとりつつ、60分弱真剣に練習に励みました。
最後は、お家の方にも見学していただき演奏会を行いました。
丁寧に演奏をすることが出来ましたね。
90分間、とても楽しく貴重な体験をすることが出来ました。
紗璃先生、貴重な機会をありがとうございました。