プログラムレポート
管理栄養士さんと朝食作り~食べる力をつけよう!~講座の様子(2025年9月23日開催)
公開日:2025年09月29日
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しごと・ものづくり講座
9月23日は、薬局みかんの花管理栄養士の溝口由佳先生、山本麻里先生にご協力いただき「管理栄養士さんと朝食作り」講座を開催しました。
食事のプロである管理栄養士から、栄養のこと、食べる力をつけるためにはどのようなことをしたらよいのか学びます。
「みなさんは朝食を食べますか?」
ほぼ全員が手をあげてくれましたが、ではなぜ朝食を食べるのでしょうか。
「体力をつける!」「お昼までにお腹が空いちゃうから」など、沢山の意見がありました。
朝食にはお腹を満たすだけでなく、“脳と体の目覚まし時計”と言われているように、健康や脳にとって大切なことがあります。
もしも朝食を食べないと、長時間脳に栄養が届かない状態になり、集中力が続かなかったり、腸が動かず便秘になりやすかったり、体温が上がらない症状が出てしまうそうです。
昼食からでは脳も体も活動的になりすぎてしまい、今度は夜眠れなくなってしまうので、朝食はとても大切なんですね。
食品の栄養素は、それぞれ赤、黄色、緑の表に分かれていて、これらのバランスをしっかりと摂ることが必要です。
苦手な野菜や食材がある方も、同じグループの食材であれば、置き換えて食べることで赤黄緑の栄養がそろいますね。
今回は、自分で栄養を考えながら食材を選び、ロールパンサンドと野菜スープを作ります。
まずは、包丁を使ってパンと食材を切りましょう。
きゅうりやハム、チーズなどを切ったり、ツナマヨを作ります。
卵を割ります。
少し緊張しましたが上手に割ることができました。
耐熱皿に、卵、牛乳、マヨネーズ、塩コショウを入れてラップをし、電子レンジで2分加熱します。
フライパンを使わず簡単に、ふわふわのスクランブルエッグができました。
材料がそろったら、パンに挟んでいきましょう。
みなさんそれぞれ好きな具材や作ったスクランブルエッグを入れたり、赤黄緑の栄養バランスを考えながら、自分だけのロールパンサンドを作ります。
美味しそうにできましたね。
次にスープ作りです。
耐熱皿にほうれん草、ブロッコリー、しめじ、カニカマ、コーンなど好きな具材を入れて、150ccの水を入れます。
レンジで2分加熱し温めたところに、コーンポタージュ、オニオン、コンソメから好きなカップスープの粉を入れます。
色々な野菜が取れて、ボリューム満点のスープができましたね。
自分で朝食を作ることができました!
早速みなさんでいただきましょう。
自分で作ったロールパンとスープは、格別においしいですね。
溝口先生から管理栄養士になるために大切なことを教えていただきました。
「管理栄養士は、健康な人やスポーツをするアスリートだけでなく、病気の人や食事が食べにくい方にも、どのようにしたら食べることができるかを考えて、人の役に立つお仕事です。是非、食事を好きになって、食べること、作ることに興味を持ち、自分の身体も、人の身体も大切にしてあげてくださいね。」
みなさん是非お家でも、朝食作りにチャレンジしてみてくださいね。
溝口先生、山本先生、ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。