プログラムレポート
こども店長研修(マナー講座):バザール日記(2025年9月20日開催)
公開日:2025年09月27日
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こどもバザール
9月20日は、こども店長を対象とした研修を開催しました。
今回の研修内容は、マナー講座です。
講師は全国各地で企業向けのマナー講座を実施されている、アール人財開発合資会社の旗持玲子先生です。
まずは、「笑顔でよろしく」のゲームからスタートです。
周りのこども店長3人と笑顔で目を見て名前を呼び、あいさつをしました。
「○○ちゃんこんにちは!よろしくお願いします!」
改めて目を見て話しかけることに少し照れている様子でしたが、皆さん元気よくあいさつができました。
先生から「どうぞおかけください」と声がかかりました。
この時、黙ってイスに座るのではなく「ありがとうございます 失礼します」と言ってから座ります。
軽くおじぎをしてイスの左側から入って座るというマナーを教えていただきました。「左から入るという決まりがあるんだ!」と驚きつつ、みなさんしっかりと実践できています。
先生から「腕と足を組んで偉そうな態度でイスに寄りかかり、首を斜めにして相手を睨んでみて」と指示がありました。
とても偉そうな態度で良い印象ではないですね。これは「ゴリラ顔」「ゴリラポーズ」です。
人は話をしなくても、態度や目つきで機嫌がいいか悪いかなどを瞬時に感じることができます。
遠くから見ていてニコニコ顔の店長さんがいたら、みんなが行きたいお店になりますね!
一緒のお店で働くこども店長の仲間や社員さんにもニコニコ笑顔で優しく接することも大切です。厳しく言うのではなく、やった方がいいことを提案して一緒にやっていくようにしましょう。
次に、メジャーリーガーの大谷翔平さんが高校生時代に書いた目標シートを見せてくれました。
現在世界で大活躍をしている大谷翔平さんですが、高校生の時から「野球界の歴史を変える」「世界最高のプレーヤー!」などの目標を立てていたそうです。この目標を叶えるためにふさわしい努力をして、その目標を現実にしています。
人は、思い描くことによってどんどん成長していくので、こども店長さんも「どんな店長になりたいか、どんなお店にしたいか」目指すものを見つけ、努力して成長していきましょう!
「愛情」の反対は何だと思いますか?という先生の問いかけに、
「冷たい」
「情愛」
「不愛想」など、色々答えてくれました。
「愛情」の反対は「無関心」なんだそうです。
無視やシカトが一番冷たい状態です。みんなが目指している「優しい店長」は、挨拶をしたりお話をしたり聞いたり、みんなに関心を持って接するこども店長ですね。
人は相手のことが少しわかると安心して心を開くということで、旗持先生が自己紹介をしてくれました。
先生を知るために質問をなんでも受け付けてくれました。
「出張では電車で行きましたか?」
「特に好きな麺類はなんですか?」
「好きなミステリー小説はありますか?」
「出張で北海道に行ったことはありますか?」
「若くいられる秘訣を教えてください。」
皆さん関心と愛情を持って先生の自己紹介を聞くことができました!
次に、印象を決める3つの要素について教えてもらいました。
一番大きい割合を占めるのは「ボディランゲージ」で、日本人は目からの印象が70%~90%と大きく、「どんな風に見えるか」がとても大切です。
「何」を言ったかより「どんな表情で接客するか」が重要となります。
いい印象を持ってもらえるキーワードは「ニッコリ!シャキッと!元気よく!」です。
良い印象には「かっこいいあいさつ」が大切になってきます。
足の付け根から上体を倒し、頭が下がらない綺麗なおじぎを練習しました。
かっこいい!あいさつ・おじぎのポイントは4つあります。
- 笑顔
- アイコンタクト
- ことばとおじぎは時間差
- サッ!ピタッ!ゆっくり
腕をお互いに伸ばして、
みんなであいさつをする距離を取り、
セリフよりも表情が大切です。
笑顔を意識して「あいさつ練習」ができましたね!
上手に人に伝わる教え方も教えていただきました。教えるには、説明をする力が必要不可欠となります。
そこで、わかりやすく説得力のある説明するために、PREP法という話し方を使ってみると良いそうです。
P(ポイント・要点)R(理由)E(例)P(まとめ)
「こども店長としてお店を経営する上で私が大切にしたいこと」
P:元気と体力が大切。
R:元気と体力があれば頑張れるから。
E:元気と体力がないとやる気がなくなる。
P:だから、元気と体力が大切です。
P:みんなと仲良く仕事をすることが大切。
R:親近感が湧く方が社員さんも嬉しいと思うから。
E:例えば、親近感がある方が社員さんが店長さんに質問がしやすいと思う。
P:だから、仲良く社員さんに接することを大切にしたいと思います。
PREP法を意識するだけでとても説得力のあるお話になりますね。
こども店長活動だけでなく、
最後に、先生から感謝についてのお話がありました。
「当たり前な幸せに感謝をして、今日も生きていて、家族や友達と過ごせること、こども店長にも社員さんにもありがとうございますという気持ちを
参加してくれたこども店長の皆さんは積極的にメモを取り真剣な眼差し講座を受けてくれました。これからのこども店長活動や日常生活でも今回のマナー講座で学んだことを大いに活かしてほしいです。
店長としてお店に立つ時には「ニッコリ!シャキッと!元気よく!」のキーワードを意識です!
旗持先生、ありがとうございました。