プログラムレポート
わくわくサイエンスラボ「サイエンス教室」の様子 (2025年8月9日開催)
公開日:2025年08月11日
-
しごと・ものづくり講座
8月9日は、公益財団法人中部科学技術センターと常葉大学 理科研究部の皆様にご協力いただき、わくわくサイエンスラボを開催しました。
わくわくサイエンスラボは、「科学であそぼ!科学ワークショップ!」をテーマに、実験をしながら科学の楽しさを子ども達と一緒に体験します。
『ま・あ・る』では、小学生から高校生までを対象とした「サイエンスまつり」と小学4年生から中学生を対象にした「サイエンス教室」の2つのプログラムを行いました。
「サイエンス教室」では、科学の視点で「光」と「石」の魅力を深堀しました。
- 「光でかたまある!」
レジン液は、何で固まるでしょうか。
正解は、UVライトです。
ウルトラバイオレットとも言うそうです。
今回は、いろいろな種類の型の中から1つ選び、型にレジン液を入れて、オリジナルの宝石を作ります。
表面ぎりぎりに入れるのが上手に仕上がるコツです。
UVの機械で紫外線を当てて固めます。
30秒ほどで片面が固まるので、みなさん驚いていましたね。
水泡が入ってしまわないように微調節をしながら、夢中で仕上げていきます。
裏返しにして反対側も光を当てると、あっという間に固まりました。
照射と硬化を繰り返し、オリジナルのUVレジンが完成しました。
- 「科学で読み解く石の物語」
「みなさん石の声は聞こえますか?」
今から7つのミッションに挑戦してみましょう!
まず1つ目のミッションは、約200個の石を大きさ別で分けます。
「これは大きいかな?」「これと比べると小さいね」と見比べて選別していきます。
次に、手触りです。
ごつごつしていたり、つるっと平らだったり、色々な手触りがありましたね。
続いて、形、色、固さで分類してみます。
先生から「霧吹きで石を濡らすと、色が分かりやすくなるよ!」とヒントをいただきました。
6つ目のミッションは、ABCの石と自分の石を比べて、同じ川から採取した石を考えます。
難しいけれど、5つのミッションを思い出しながら、参加者同士話し合います。
正解できましたね!
最後に石の声を聴いてみましょう!
お土産に、自分が1番気に入った石を選び、宝石と一緒に持ち帰りました。
100分という長い講座でしたが、先生方に「光」と「石」の不思議を沢山教えていただきました。
中部科学技術センターの皆様、常葉大学理科研究部の皆様、素敵なプログラムをありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。