プログラムレポート
ベネチアンガラスのフュージング体験! 講座の様子(2017年11月18日開催)
公開日:2017年11月20日
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しごと・ものづくり講座
11月18日に、工房リーフ市川先生、岡部先生のご協力で、ベネチアンガラスのフュージング体験講座が開催されました。
通常ガラス工芸はとても難易度が高い物が多いのですが、先生方が子どもでもできるように工夫してくれています。
今回は、キーホルダー、ストラップ、ネックレスの3つのタイプから好きな物を選択できますので、みんな自分の好きな物を作ることができました。
フュージングは焼いて、冷ます工程にとても時間がかかるため、はじまったらすぐに作品作りをはじめていきます。
台紙に四角い枠が書いてありますので、その中に自分の好きな柄のミルフィオリを並べていきます。
ピンセットを使って出来上がりを想像しながら慎重に作業します。
柄が決まったら、先生にガラスの板に専用の接着剤をつけてもらいます。
ガラスの板に接着剤をつけたら、その上に先ほど並べたミルフィオリを並べていきます。
ここまでできたら、キーホルダー、ストラップ、ネックレスの中からどの形に仕上げるかを決めて、金具の色をゴールド・シルバーから選びます。
出来上がったものを先生が窯で焼いてくれます。
焼きあがるまでかなり時間がかかるため、待っている間に先生にガラスのお話をしてもらいました。
その後は、出来上がった物を入れる袋を折り紙で作りました。
窯から出すと、四角かったガラスが表面張力で丸くなっていました。ガラス同士がとけて、綺麗な柄がついています。
窯から出しても、ガラスはとても熱いのでゆっくりと冷やしていきます。
出来上がったものに、先生が希望に合わせて金具を取り付けてくれます。
とても難しい作業なので、ここは先生にお任せします。
みんなの作品が完成しました。
24時間経過しないと接着剤が乾燥しきらないので、すぐに触ることができません。
袋に入れて大事に持ち帰ってもらいました。
ガラスはとても繊細で、空気がはいっていると焼いた後に割れてしまうことがあるそうです。
ガラス工芸に興味のある方は、ぜひ色々と調べてみて下さい。
次回開催をお楽しみに。