6月21日は、日立清水理科クラブの皆様にご協力いただき、2極コイルモーター作りの講座を開催しました。

はじめに、電気のはたらきについてです。

電気には、直流と交流があり、直流は電流の向きが一定で、電池やバッテリーなどが直流電源です。交流は電流の向きが周期的に変化し、家庭用コンセントから供給される電気などが交流電源です。

みんなが作る2極コイルモーターは、電気が流れた時に発生する電磁現象に固定磁石の磁力と組み合わせて発生する「電磁力」によって回転します。

『フレミングの左手の法則』についてもみんなで学びます。

『フレミングの左手の法則』の通り、コイルは磁力の強い方から弱い方へ押し出されて回転します。

モーターが回るしくみを理解したところで作っていきます。

まず、ニクロム線を図面どおりに曲げてコイルを作ります。

図面に沿って慎重かつ丁寧に行います。

続いて、コイルの軸にあたる部分をゴムの留め具と瞬間接着剤で固定します。

瞬間接着剤を乾かしているうちに、厚紙でコイル台を作ってコイルの軸との接点になるワイヤーを取り付けていきます。

コイル台の接点と接する箇所を紙やすりで削り、電気を通りやすくします。

ベースの板にコイル台と電池ボックスを固定して配線をします。

形が見えてきましたね。

電池を入れてコイルが回れば完成です。

回転が緩やかな場合は再度ヤスリを使って電気の通りをよくします。

勢い良く回るようになりました。

科学の楽しさに触れながら素敵な作品を作ることが出来ました。

日立清水理科クラブの皆様、ありがとうございました。

次回の開催もおたのしみに。