プログラムレポート
ペンタブレットでデジタルイラストを描こう 講座の様子(2024年8月3日開催)
公開日:2024年08月04日
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しごと・ものづくり講座
8月3日は、ゲームクリエイターの岩本三四郎先生にご協力いただき、「デジタルイラスト」の講座を開催しました。
この講座では「ファイアアルパカ」という無料のペイントソフトとペンタブレットという道具を使用してデジタルイラストのテクニックを学びます。
ファイアアルパカには色々な種類の筆記用具が用意されているので、紙に描くときよりも幅広い表現ができます。
ペンタブレットはタブレットの上で専用のタッチペンを動かすことで、パソコンの画面に絵を描くことができます。
普段はスマホやタブレットでイラストを描いているよという方も大勢いました。
そのため、ペンタブレットに慣れるために試し書きからスタートです。
筆圧でペンの太さや濃さが表現されます。
ペンタブレットに慣れてきたら描きたいイラストの下書きをします。
「レイヤー」の使い方を学びます。
「レイヤー」とは、「透明な層」を重ねながら色々なパーツや作業ごとに分けることが出来るツールです。
他にも「選択範囲」という機能を使えば決められた範囲のみを描いたり消したりできます。
便利な機能を色々と教えてもらいながら、描き進めていきます。
下書きが出来上がったらペン入れをします。
三四郎先生がペン入れのテクニックとして、線の強弱のつけ方や細かく線をつないでいくやり方を教えてくれました。
細部まで鮮明に表現するために、画面を拡大・縮小させたり、回転させたりしながら丁寧に作業をします。
集中して2時間ほど進めたところで色入れを教えていただきます。
色を入れる時も「レイヤー」を上手に使いながらスムーズの進めていきます。
影のつけ方も教えてもらいました。
ここでも「レイヤー」を上手に使います。いつでも修正が可能な状態ですね。
また「マスキング」機能も教えていただきましたよ。
この機能を使えば、選択範囲外に色をはみ出さずに塗ることができます。
今回作った作品をお家でも楽しめるようにUSBにデータを保存して持ち帰っていただきました。
最後に三四郎先生よりみんなにアドバイスです。
「何度も模写をすることで、自分が頭の中で想い描いている絵を描くことができるようになります。人と比べるのではなく、自分が描きたい絵を追求していってくださいね」と。
今回教えていただいたテクニックをお家でも実践してみてくださいね。
三四郎先生による「中高生向け講座」は定期的に開催をしています。
リピート参加も大歓迎です。
自分の好きなこと・没頭できる時間を楽しんでくださいね。