プログラムレポート
静岡市少年少女発明クラブ 第2回活動報告(2024年7月21日開催)
公開日:2024年07月26日
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プロジェクト
7月21日は、2024年度静岡市少年少女発明クラブの第2回目の活動日でした。
▼第1回の活動の様子はこちらをご覧ください。
メンバーは静岡市内の小学4年生から6年生の16名。
3月まで同じメンバーで月に1回活動をしています。
2回目では『アームロボット作り』に挑戦します。はじめに、先生から新しい部品の紹介がありました。
新しく使う部品の中にある2種類のギヤボックスの仕組みから歯車について学んでいきます。
歯車の組み合わせを変えることでスピードを速くしたり、パワーを強くしたりできるのですね。
座学の最後に今回作るアームロボットの「アームの構造」について学びます。前回作った2輪ロボットの構造に似ていますね。
前回は説明書を見ながらロボットを作りましたが、今回から自分で仕組みを考えてロボットを作っていく場面が増えていきます。自分で考えて作るのは大変ですが、自由な発想でものづくりをするには重要な事です。
座学のあとは、アームロボットづくりにとりかかります。まずは、ロボットのアーム部分を組み立てていきます。
説明書の写真と見比べながら組み立てていきます。
アーム部分が完成したら操作したとおりに動くかを確認します。
アームがコントローラーの操作どおりに動くのを確認できたら、いよいよ課題に挑戦していきます。提示された6つの課題を達成できる「2輪で動くアームロボット」に改造していきます。
ここからは説明書が無く、自分で考えて組み立てていきます。前回の2輪ロボットを作った時のことを思い出すと走らせるようにできそうです。
わからない事があったら先生に聞くとヒントをもらえます。ヒントを元に、どうすれば完成に近づくかを考えながら組み立てを進めます。
ロボットが完成したら思い通りに動くか試してみます。
動かしてみると「荷物の重さに負けてひっくり返る」「持ち上がったけど走れない」など問題点が明らかになってきます。問題点を解決するアイデアがひらめいたら再び製作にとりかかります。この作業を繰り返していくと、ロボットがどんどんバージョンアップしていきます。
荷物を持ち上げて運べるようになったら、いよいよ6つの課題が課せられた検定に挑戦します。一つずつ順番に課題をクリアしていきます。
課題にクリアできたらスタンプをもらえます。
最後の課題では4つの荷物をゴールまで運ぶタイムトライアルに挑戦します。クリアできたら、かかったタイムが記載されます。
自由な発想で作ったロボットはどれも個性的です。
次回は、アームロボットを改造して「相撲ロボット」を製作します。どのようなロボットが完成するのか楽しみです。
次回の活動報告もお楽しみに。