プログラムレポート
おしごと体験フェスタ 理学療法士・柔道整復師・歯科衛生士のお仕事 活動の様子(2024年6月15日開催)
公開日:2024年06月20日
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しごと・ものづくり講座
6月1日、8日、15日、22日の4日間は、公益社団法人静岡県職業教育振興会にご協力いただき、静岡県内16校の専門学校による「おしごと体験フェスタ」を開催しました。
その道のプロを目指す学生と一緒に、仕事の魅力や技を学びながら楽しく体験することが出来ます。
6月15日は、専門学校中央医療健康大学校の皆さんにご協力いただき「理学療法士・柔道整復師・歯科衛生士のお仕事」を行いました。
皆さんの健康を支える「歯科衛生士」「柔道整復師」「理学療法士」とはどんなお仕事をしているのか順番に学んでいきましょう。
<歯科衛生士>
歯科衛生士は、歯科予防処置や歯科診療補助、歯科保健指導を行っています。
はじめに、いろんな動物の口の中を覗いてみましょう。
歯の大きさも顎の骨の形も様々です。
生き物の中には何回も歯が生え変わる動物がいるようです。
その中でもワニは2、3日に1回!
では、人間の皆さんの歯について考えてみましょう。
食事の時に「よく噛んで」という言葉を聞きますが、何回くらい噛むことを推奨しているでしょうか。
答えは30回!よく噛むことで言葉の発音がはっきりしたり、歯の病気を防ぐ効果もあるそうです。
『ひみこのはがいーぜ』と覚えて、これからはよく噛んで美味しく食べることを心掛けてみましょう。
最後は隣の人と協力して歯のパズルに挑戦です。
こどもの歯は20本、大人の歯は28本、それぞれの役割によって形が異なります。
年を取っても美味しく食べることができるように毎日歯磨きをして歯の病気を予防しましょう。
<柔道整復師>
柔道整復師は、骨折や脱臼、捻挫などの怪我に対して治療を行います。
包帯やテープを巻くプロフェッショナルです。
今回は、握力がパワーアップするテーピングの方法を教えていただきました。
テープを腕に貼る前に自分の握力を確認しておきます。
好きな色のテープを2種類選びます。
隣の人と交代でテープを貼ります。
テープが丸まってしまわないように慎重に行いました。
手にグッと力を入れて握力を確認します。パワーアップできましたか?
身体の動きに合わせて伸縮する蜘蛛の巣テーピングの実演も見せていただき、プロフェッショナルの業を体感することができました。
<理学療法士>
理学療法士は、ケガや病気などで身体を動かすことが難しい人にリハビリを行い、歩くことや筋力強化のサポートなどを行っています。
身体が今どのような状態なのか、バランス能力の確認を体験してみましょう。
足元の印の上に立ち、目を閉じたままそこから動かないように足踏みをします。
ほとんどの人が前に進み、左右に動いてしまう人もいますね。
先生の合図で目を開けると皆さんびっくり!
普段の生活では、目からの情報と三半規管の働きが身体のバランスを支えていることがよく分かりましたね。
他にも片足立ちで算数の問題に答えたり、周りからの声や動きに耐えながらバランスを保つ体験も行いました。
肩甲骨を押さえたマッサージは、ぜひ家族の皆さんにも教えてあげてくださいね。
専門学校中央医療健康大学校の皆さん、素敵な体験をありがとうございました。
6月22日は、「おしごと体験フェスタ」の最終週となります。
おたのしみに。