6月2日は、杏林堂薬局の管理栄養士、高田先生と森田先生にご協力いただき「夏の熱中症対策を学ぼう！」をテーマに『プロからまなぶとくべつなおしごと』を開催しました。

4月29日は『管理栄養士のおしごと』を開催していただきました。

▼4月29日の開催の様子はこちらをご覧ください。

管理栄養士のおしごと　プロからまなぶとくべつなおしごとの様子（2024年4月29日開催）　

今回は、これから暑くなる時期に備えて「熱中症対策」をテーマに学びます。

はじめに、杏林堂薬局で働く管理栄養士さんのお仕事内容について教えてもらいます。

杏林堂薬局の管理栄養士さんは、お客様から食事の相談や日々の健康を維持するためのアドバイスをお店で行っています。

今回参加をしてくれた方は「杏林堂薬局でお買い物をしたことがある」という方ばかりでした。

熱中症を引き起こす要因について先生に教えてもらいます。

• 気温が高い
• 湿度が高い
• 日差しが強い
• 体が暑さに慣れていない
• 十分な水分補給がされていない

などがあります。

対策として、こまめな水分補給と室温を28度に保つことが大切です。

ここで先生からクイズです。

「私たちは一日にどのくらいの水分を失っているのでしょう」、3択でみんなに考えてもらいます。

1. 1リットルより少ない
2. 1リットル～2リットル
3. 2リットルより多い

正解は、③の「2リットルより多い」です。

気づかないうちに私たちは汗をかき水分を失っています。

夏場は汗で水分がどんどん失われ、それに見合う分だけの水分をとっていないと熱中症や脱水症状になってしまう危険があります。

ここでまたまたクイズです。

「熱中症予防に最適な飲み物はどれでしょうか」、5択で考えます。

1. 麦茶
2. 水
3. 緑茶
4. ジュース
5. スポーツドリンク

皆さん、⑤のスポーツドリンクに手を挙げてくれました。

正解です。塩分を適度に含んだ飲み物が熱中症予防に最適なのだそうです。

実際に、みんなでスポーツドリンクを作ります。

シェイカーにミネラルウォーターと塩、砂糖を入れ、よく振ります。

塩と砂糖が溶けたのを確認したら、コップに注ぎます。

どんな味がするか楽しみです。

「あまい」「ちょっと苦手な味」「甘じょっぱくて美味しい」と、飲んだ感想は様々でした。

さわやかさをプラスするために、レモン汁を少し入れてみます。

「とても飲みやすくなった」「こっちの方が美味しい！」と、レモン汁を少量入れた方が皆さんに好評でした。

「万が一、頭が痛い、または、気分が悪くなってしまった場合は、暑さをしのげる場所に避難し、楽な態勢をとり、周りにいる人に助けを求めてください。」と先生方が教えてくれました。

こまめな水分補給と熱中症予防グッズを上手に使って、今年の夏を乗り切りましょう。

次回の開催をおたのしみに。