プログラムレポート
管理栄養士のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2024年4月29日開催)
公開日:2024年05月02日
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とくべつなおしごと
4月29日は、杏林堂薬局の管理栄養士、池ヶ谷幸希先生のご協力で「管理栄養士のおしごと」について学びます。
「骨」をテーマに栄養成分の「カルシウム」について教えていただきます。
「みんなは杏林堂に行ったことがあるかな?」という質問に、薬やアイス、お菓子を買ったという声が多くありました。
管理栄養士は、地域の方の食事の相談に乗ったり、健康のお手伝いをしています。
他にも、スポーツ選手の食事のサポートや、自衛隊の食事、学校給食を考えて作っています。
今回は「骨」についてみんなで考えます。
「みんなの体は何本の骨でできているでしょうか?」というクイズです。
正解は200本です。
赤ちゃんの時は340本の小さな骨があり、成長するにつれて骨と骨がつながっていきます。
2問目は「キリンの骨と人間の骨の数、どちらが多いでしょうか?」というクイズです。
「首が長いからキリンじゃない?」という声が上がりました。
正解は、同じです!
キリンは長い首を支えるために、1本が28センチもあります。
人間も骨がないと、体を動かしたり、支えられないですよね。
丈夫な骨を作るためには「カルシウム」が大事です。
1日に必要なカルシウムを牛乳に換算すると、なんとコップ12杯飲まなければなりません。
カルシウムが多く含まれている食べ物を多い順位に並べてみましょう。
「豆腐は大豆だから多そうだよね」「とり肉と卵は近いかな?」と様々な意見がありました。
友達と相談しながら真剣に考えています。
正解は、桜エビが1番多い食べ物でした。
骨も一緒に食べられる桜エビは栄養満点です。
次に、骨密度の測定をしました。
まだまだ成長途中なので低い数字ですが、100を目指して頑張りましょう。
骨は20歳になるまで成長していきます。
しかし、その先は減っていってしまうので、子供の今の時期がとっても大切だと教えてもらいました。
- カルシウムの多いものを食べる
- お日様を浴びる
- 運動をする
これから骨コツ貯金を意識して、健康な体を手に入れましょう!