4月7日は、14時45分から第2回市長副市長会議を行い、15時30分からは、40期春休みこどもバザールの振り返りこども会議を開催しました。

市長副市長会議では、今回のこども会議の事前打ち合わせと春休み期間に「ご意見ボックス」に寄せられたご意見について検討しました。

 

春休みこどもバザールのこども店長出勤人数等の運営状況を確認し、こども店長に伝えるべき内容を二人で考えます。

「出勤人数が多いお店は共有すべき！」

「各お店の出勤人数も伝えたほうがいいんじゃないかな？」

そしてご意見ボックスに寄せられたご意見について検討します。

春休み期間中寄せられたものの中に、「店長の接客態度が悪いです」とのご意見がありました。市長・副市長が回答したものを掲示していますが、こども店長全員が見ているわけではないかもしれないので、この内容は今日のこども会議で市長のコッキ―から情報を共有することになりました。

 

15時30分からこども会議がスタートします。

15時でお店の片づけや売り上げ計算を行い、「なんでもホール」に集合します。

市長と副市長は、お店ごとに出席の確認を行いました。

40人のこども店長が参加してくれました。

まずは、副市長のそよちゃんから、今日のこども会議の流れを説明してもらいます。

前半は春休みこどもバザールの振り返り、後半はお店ごとの活動です。

まずは、市長のコッキ―から春休みこどもバザールの運営状況の発表がありました。

17日間でこども店長の総出勤人数は476人

その中で1度も閉店をしなかったお店はプラバンやさんのみでした。次に、1度の閉店のみだったお店は市役所です。プラバンやさんには103人のこども店長が出勤し、春休みこどもバザールを大いに盛り上げてくれました。

そして、春休み期間に提出され、実際に形となっている企画書のサービスや商品は17枚ありました。

コッキ―とそよちゃんからそれぞれ春休みこどもバザールの感想をもらいました。

コッキ―

「40期からのあたらしい店長さんもたくさんいて、わからないこともたくさんあると思うけど、先輩店長と協力してお店の運営をして、今ではベテランのように働いている店長さんもいてとてもいいと思いました。」

そよちゃん

「17日間で17枚の企画書があって、1日1つのペースで新しい商品やサービスがどんどん生み出されていてすごいと思いました。」

 

そして、コッキ―から「てんちょうの接客態度が悪いです」というご意見が寄せられたことをみんなにお伝えがありました。

お客さんへの対応の仕方を見直しより、いっそう丁寧な対応を心がけ”もう一度行きたいなと思うまちをつくる！”ために頑張りましょう！

 

次に大人スタッフのめいめいから、お店を運営するうえでの注意点を改めて確認します。

➀店長不在時のお店の閉め方

1人でお店を運営する場合、休けいを取るときに一時的にお店を閉める場合があります。

その時には、「〇時～〇時まで閉めています」の看板を出し、商品には布をかけて見えないようにしましょう！

 

②社員さんの受け入れ方

現在、こども店長がおしごとに来てくれている社員さんから目をはなしていたり、背中を向けている姿をよく見かけます。

社員さんを放置せず、目の届くところで自分たちの作業を行うように今一度過ごす場所を考えるようにしましょう。

 

③iPadの使い方

iPadを使うときに大人スタッフに声をかけてから使用することはみなさん徹底してくれています。

使った後の片づけが乱雑になりがちなので、元あったように、向きをそろえて片づけるようにしましょう。

 

確認ができたところで、お店ごとに分かれて春休みこどもバザールの振り返りをします。

40期はじめの会議でみんなに書いてもらった「おしごと内容、商品・サービスについて考えよう！」の紙を見直し、新しく追加された内容は緑のペンで書き足してもらうことにしました。

提出された企画書もお店ごとで内容の確認をします。

 

確認が出来たら、振り返りシートの内容について話し合います。

振り返る内容は3つです。

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

こどもバザール終了時に毎回記入する記録シートの中身も見返しながら、意見をまとめていきます。

みなさん振り返りが完了し、発表の準備が整いました。

◆市長・副市長

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

はじめてさんに利用券を積極的にわたせたこと。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・困っていそうと思う子に積極的に声をかけられなかったこと。

・あまり自分から「手伝うよ！」と声をかけられなかったこと。

・放送の時間を忘れてしまうこと。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

・困ってそうだと思ったら勇気を出して声をかける。

・放送の時間を忘れないようにし、ときどき時計を見る。

 

◆市役所

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

・ありがとうカードをたくさん作れた。

・リクエストと社員さんを両方できた。

・はじめてさんにすぐ説明ができた。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・社員さんをほったらかしにしてしまった。

・お客さんがスタンプカードの引き換えに来ているのに気づかなかった。

・放送時間が間に合わなかった。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

・社員さんから目をはなさないようにする。

・社員さんもお客さんも見える位置に座る。

・ちゃんと時計を見る、時間を見て行動する。

 

◆銀行

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

・チームワークがよくできた。

・ちびっこさんにやさしく接することができた。

・お給料をすばやく渡せた。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・声かけができていない。

・1分前にハロワの前に立って社員を案内する。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

・ちびっこさんに「ちゃん」「くん」をつけてよぶ。

・一人がおしごとノート、もう一人はスタンプカードの説明をする。

 

◆イラストや

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

・新商品をたくさん作れた！

・ポストカードなど商品をたくさん作れた！

・缶バッジをたくさん作れた！

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・社員さんから目をはなしてしまうことがあった。

・社員さんへの説明がじょうずに言えなかった。

・星のつくり方が雑になってしまう・・・

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

・社員さんもお客さんも見ることのできる場所にいる。

・具体的に説明する。

・店長さん全員が星を作れるようにして、社員さんにやさしく、具体的に言い、ちゃんと作ってもらう。

 

◆ラッキーパーク

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

社員さんにていねいに説明できました。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

商品を作るのに夢中でお客さんの接客を忘れてうまくいきませんでした。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

社員さんやお客さんの近くで商品を作る

 

◆プラバンや＋

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

立体プラバンなどの新商品を春休みこどもバザールの間に開発ができたこと。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・40期の目標が達成できない時が少しあったこと。

・社員さんのおしごと時間を過ぎてしまったこと。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

お客さんにていねいに接したり、他の店長さんと協力することと時計を見ること。

 

◆ゲームや

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

売り上げが多かった＝お客さんが多い（材料を十分にほじゅうできた）

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

ボッチ（1人）が多すぎる→春休みに来る大量のお客さんに対応しきれない&タブレットができない、つかれる

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

月2回以上の出勤の決まりを守る→店長バッジを確実にもらう

 

◆ざっかや

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

・時間をよく見て行動できた。

・スタンプカードを持っているかどうか忘れずに聞けた。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

社員さんが接客するとき、忙しくて説明ができなくてお客さんにスタンプカードを持っているか聞き忘れた。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

ほかの店長さんとれんけいを取って、見忘れのないように社員さんをしっかり見る。

 

◆ハローワーク

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

社員さんがストラップを返さずにお給料をもらおうとしている時に、声をかけることができた。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

なぞなぞがあまりできなかった。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

なぞなぞをもっとやる。

 

◆プラバンや

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

・新商品・サービスをたくさん開発できた。

・お客さんに呼びかけ。

・1回も閉店しなかった。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・社員さんをほったらかしにした。

・社員さんの仕事時間を過ぎてしまった。

・説明不足

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

・タイマーをつける

・役割分担

・説明板をつかう

 

◆本屋

➀春休みこどもバザールでうまくいったこと

たくさんうれたこと。

②うまくいかなかったこと・改善したいこと

・社員さんがときどきこなかったこと。

・ミニノートがうまく作れないことが多かったこと。

③うまくいくためにどのようにしたらよいか

放送をすること。

 

上手くいかなかったことへの改善策を具体的に考えることが出来ていてすばらしいです。

春休み以降のこどもバザールが更なるパワーアップすること間違いなしですね！

 

後半は、3階こどもバザールエリアに移動して各お店ごと活動をしてもらいました。

春休みにたくさん作成した商品の在庫の整理整とんや掃除を行います。

時間があるお店は、新商品の作成に取り組みました。

ゲームやは開発者のしんぺい君から「タブレットであそぼう！」の使い方をみんなで確認して実際に遊んでみます。

ハローワークはおしごとカードが使い古されていたので、新しいものと交換する作業を協力して行います。

市役所は、ゲート横に貼ってあるおしごとツリーがいっぱいになってしまったことから、新たなツリーを自分たちで作成することにしました。

手分けして木の幹を書いていきます。

市長副市長も市役所の整頓と、新たに始まる「社員さん用新商品・新サービス提案書」用のポストづくりを行いました。

各々自分がやるべきことを探して行動している姿が見られ、とても頼もしいです！

春休み以降も6月30日まで40期のこどもバザールは続きます。

引き続き頑張りましょう！