プログラムレポート
木のおもちゃ moocle汽車をつくろう!講座の様子 (2017年10月1日開催)
公開日:2017年10月02日
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しごと・ものづくり講座
10月最初の講座はま・あ・るではじめて開催する木のおもちゃをつくる講座でした。協力してくれたのは、杣プロジェクトの坪井先生です。杣という漢字、普段はあまり使わない漢字かもしれませんが「そま」と読みます。
まずはこの漢字の意味を学びました。「そま」というのは人が木を利用するために手入れしている森の事、と教えてもらいました。
杣プロジェクトでは、「そま」の意味をもう少し広く解釈して、木のことや木のある暮らしのよさをたくさんの人に知ってもらうための活動を各地でしているそうです。ま・あ・る館内に置いてある「こどもDOMO」の最後のページに杣プロジェクトの活動のことが載っていますので、ぜひみてみてください。
汽車を作る前に先生が持参してくれた「ひのき」と「杉」の枝や葉っぱをさわったり、やすりをかけて整えながら木の香りを楽しみました。
今回の汽車の「車体」になる部分は「杉」、車輪は「ひのき」です。
香りの違いがわかったところで、いよいよ組み立て作業に入ります。
金槌がはじめてという子も多かったので、先生が正しい使い方を教えてくれました。
教わった通りにやってみていましたが、これがなかなか難しいようで、釘が曲がって刺さってしまったり、強く打ちすぎて車輪が回らなくなってしまったりすることもありましたが、その都度先生が調整してくれました。
軸がぶれるとうまく4つの車輪が同時に回らないこともわかりました。だんだんうまく走るようになってきて、子ども達も嬉しそうです。
最後に汽車にするパーツをボンドでくっつけて完成です。汽車にのせる丸太も用意しました。
名前を書いたり、色を塗ったり、オリジナルの汽車が完成しました。
汽車を組み立てるだけでなく、木のことを学ぶことができました。
杣プロジェクトのみなさん、ご協力ありがとうございました。