プログラムレポート
静岡けいりん場へ行こう! 館外講座の様子(2024年1月20日開催)
公開日:2024年01月20日
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しごと・ものづくり講座
1月20日は静岡競輪場の皆様にご協力いただき、静岡けいりん場の見学ツアーを開催しました。
今回は、MASの山本啓一朗くんがサポートスタッフとして協力してくれました。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、こども店長OB・OGである18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
以下、啓一朗くんが活動レポートをまとめてくれました。
まずは南入場口に集合し、場内の女性・子供向け施設であるBegi-na!!(ビギーナ)へ。
今回も元競輪選手である長谷川祐一選手にお越しいただき講師を務めて頂きました。
長谷川先生は7年前に現役引退されるまで23年間選手として活躍されました。
選手時代の貴重なお話のほか、実際に行われているレースについて詳しく説明していただきました。
競輪場で配布されている出走表を用いて実際に川崎競輪場にて開催されているレースを観戦します。
出走表は競輪の予想をする上でとても大事な資料です。
年齢や選手の所属などモニターと表を見ながら長谷川先生が詳しく説明してくださいました。
続いて、ガールズケイリン選手の杉沢毛伊子選手とS級2班の日高裕太選手の登場です。
杉沢選手は、1月19日に開催された立川競輪場でのレースで見事1着になりました。
日高選手は、昨期デビューの若手選手で、昨年からS級の選手として活躍しています。
ここから先は、お二人の選手に案内をしていただきます。
こちらは、選手の皆さんが自転車の整備や検査を行う検車場です。
検車場の説明は、杉沢選手が行ってくれました。
自転車の組み立てを実演していただきましたよ。
すごい早さです。
男子と女子の競輪で使用する自転車は異なるようです。
重さを比べてみました。
「女子の方が軽いね」「すっごくかっこいい!」「こんな自転車ほしい」皆さん、大喜びです。
実際に、ガールズケイリンで用いられる自転車はカーボン製なので軽く、男子の自転車はスチール製の少し重たいです。
競輪選手は全員、自分の好みに合わせて自転車を整備しているのだそうです。
その時のコンディションや試合会場に合わせて自分でカスタマイズするなんてかっこいいですね。
続いて、杉沢選手によるローラー実演です。
競輪選手の皆さんはレース前にローラーでアップを行ってからレースに挑むそうです。
とても簡単そうに見えますが、慣れないとローラーで走るのは難しく練習が必要です。
今のでだいたい時速60kmだそうです。
すごい速さです。
特別に、長谷川先生にサポートしていただき保護者の方にも体験してもらいました。
上手に走ることができました。
すごいですね。
検車場の見学後は、レース開催中に選手が宿泊する寄宿舎の見学です。
案内をしてくださるのは、日高選手です。
こちらは、食堂です。
天気が良いと富士山を見ることができので、県外選手からも大変好評なんだそうです。
こちらは選手部屋です。
同じ地区や親しい選手同士など開催中は各部屋4人ずつ宿泊するそうです。
レース開催中は外部との通信機器の持ち込みができないため、DVDや雑誌など各選手が各々で持ち込んで過ごすそうです。
静岡競輪場では2月1日から開設記念のG3「たちあおい賞争奪戦」が開催されます。
今回説明をしてくださった日高選手も出場する予定です。
ぜひ静岡支部の選手を皆さんで応援しましょう!
普段、なかなか入ることのできない場所をたくさん案内していただきました。
杉沢毛伊子選手、日高裕太選手、貴重な機会をありがとうございました。
以上、山本啓一朗でした!
次回開催もおたのしみに!