プログラムレポート
カカオ豆からチョコレート!講座の様子(2024年1月5日開催)
公開日:2024年01月07日
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しごと・ものづくり講座
1月5日は、静岡市葵区七間町のクラフトチョコレート専門店Concheと、エスパルスドリームプラザに11月にOPENした茶菓子屋コンチェの田中克典先生のご協力で、カカオ豆からチョコレートを作る講座を開催しました。
最初にチョコレートの原料のカカオについて教えてもらいました。先生がカカオの木になるカカオポッドの模型を持ってきてくれました。
この白い部分の中にカカオの豆が入っています。チョコレートの原料をはじめて知ったという子も多かったようです。
カカオポッドの中にあるカカオ豆を果肉に入ったまま発酵して、その後、乾燥・焙煎したものを材料にして手作りのチョコレートを作っていきます。
イラスト付きのチョコレートができるまでのプリントを使って、カカオからチョコレートができるまでの流れも確認しました。
一通り説明を聞いた後、さっそく作業に取り掛かります。まずはカカオ豆の殻をむく作業をしました。
中から黒っぽいものがでてきました。
こちらを乳鉢にいれてよくすりつぶしていきます。なめらかになるまですりつぶさないとくちどけのよいチョコレートになりません。
すりつぶす作業はなかなか大変なので、3人で交代しながらやっていきました。
最初に固い豆をつぶすのには力がいりましたね。
交代しながらすりつぶしていくと、パラパラの粉状だった豆がだんだんしっとりしてきました。
高速で回せるようになった子もいました。
しっとりしたところで、ココアバター、全粉乳を投入し、全体を温めるために電子レンジに少しだけ入れます。どうなっているか楽しみですね。
熱でカカオバターが溶けてとろりとしてきました。このあたりから子どもたちも知っているチョコレートの感じがでてきました。最後にホワイトチョコレートも入れました。
材料がすべて溶けてざらつきがなくなり、なめらかになったきたら、今度は乳鉢の下にぬれ布巾をあてて、冷ましていきます。先生がチョコレートの温度を確認してくれました。
適切な温度になったら、型に流します。この型は最中の皮のような食べられる型です。
平らになるようにスプーンで整えたら、冷蔵庫で冷やします。
冷えて固まったチョコレートを袋に入れ、機械を使って袋を閉じます。
手作りチョコレートの完成です!
最後に記念撮影もしました。
チョコレートを手作りする工程は思ったより大変だったかもしれませんが、がんばった分よりおいしく感じると思います!
おうちで味わいながら召し上がってくださいね。