プログラムレポート
静岡市立清水庵原小学校6年生 出張職業講話の様子(2023年9月22日開催)
公開日:2023年09月29日
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その他
9月22日は、静岡市立清水庵原小学校で出張の職業講話を実施しました。
今回は、薬局みかんの花の八木里香先生による「薬剤師のおしごと」と、フリーアナウンサーとバルーンアーティストで活躍されている鈴木裕子先生による「フリーアナウンサーのおしごと」の職業講話です。
「フリーアナウンサーのおしごと」では、おしごとに就くまでの経緯や、大変さややりがいについてお話していただきました。
「フリーでやっていくには自分を売り出して、自らおしごとをとってこないといけないよ!」
自分の長所をアピールしていくことがフリーアナウンサーをやる上では大事なポイントです。
また、アナウンサーや司会のおしごとをしていく上で大切な発声の仕方についても教えていただきました。
何回もやっていく内に背中から声が響くようになるそう。
皆真剣に先生の真似をして腹式呼吸に挑戦していました。
その後は代表の生徒4人が、パーソナリティー、ディレクター、ゲスト、リポーターに分かれてラジオごっこを行いました。
「どんな音楽を流そう?」
「ゲストに何を質問したら盛り上がるかな?」
まずはどんな内容で進行していくか打合せから始めます。
内容が決まったら早速本番!
「相手からの返答に対して一言で返さないようにしよう!」
声だけでおしごとをする分、上手に状況を伝えたり会話を広げるよう教わりました。
短い時間でしたが、それぞれの役割を上手にこなしてくれました。
最後は簡単にバルーンショーも披露していただきました。
司会もやりながら自分でショーを披露する姿を見て、こども達からも「すごい!」と驚きの声が上がりました。
フリーアナウンサーとバルーンアーティストのおしごと、両方に触れられた貴重な時間になりました。
鈴木先生ありがとうございました。
「薬剤師のおしごと」では、薬局みかんの花の八木里香先生に、薬剤師のおしごと内容、薬剤師の将来についてお話をしていただきました。
「薬剤師のおしごとといえば、何だと思いますか?」と、先生からみなさんに質問です。
生徒からは「薬局で働いている人」や「薬を研究している人」という回答が出てきました。
どれも正解です!
続いて、薬剤師に関するクイズに挑戦しました。
「日本にある調剤薬局の数は?」や「薬剤師になるためには、大学に何年いくでしょう?」など・・・。
生徒のみんなは、次々に正解を出していました。
また薬剤師の重要なおしごとの一つである「投薬」では、薬が正しく使えるように患者さんにお届けしたり、使い方を伝えることがあると教えてもらいました。
実際にお薬を出されても、薬を適切に使えないと意味がないですよね。
先生が、実際に使っている呼吸器系のお薬の使い方をデモンストレーションしてくれましたよ。
そして、薬剤師の将来についてみんなで考えました。
将来は少子高齢化社会が進み、今まで通りの医療のやり方ではうまくいかないこともあるかもしれません。
そこで、薬剤師も大学ではだれでもトリアージができるように聴診器を使う練習をしているそうです。
また、薬はドローンを使って家まで届けることが主流になるかもしれません。
しかし薬剤師が必要ではないというわけではなく、患者さんの家へ訪問し薬の説明や飲み方、困っていることはないかなどを聞き、今までより患者さんの身近にいる存在になっていきそうです。
最後に質疑応答を行い終了しました。
八木先生、薬剤師のおしごとについて教えてくださり、ありがとうございました。