プログラムレポート
電磁力推進車を作ろう! 講座の様子(2023年9月9日開催)
公開日:2023年09月10日
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しごと・ものづくり講座
9月9日は、日立清水理科クラブと清水ロータリークラブにご協力いただき、電磁力推進車を作る講座を開催しました。
電磁力推進車とは、乾電池に接続したコイルに磁石を近づけると走る車です。
エナメル線を巻いたコイルに電気を通すと磁石を近づけたときに反発力がおこるため、電気と磁石の力で、前にも後ろにも動きます。
まず、保刈先生に固定磁石と電磁石についてお話ししていただきました。
固定磁石の性質や磁石を利用した身近なものや磁石の種類と強さについて学びました。
主な磁石の種類は以下の通りです。
- フェライト磁石
- アルニコ磁石
- サマコバ磁石
- ネオジム磁石
今回の講座で使用する磁石はフェライト磁石です。
続いて、電磁石について学びます。
電磁石とは、電気が流れているときだけ磁石になるもののことです。
磁石の強さを変えたいときは、電気を多く流したり、コイルの巻数を増やして調整します。
磁石についてじっくりと学ぶことが出来たら、実際に電磁力推進車を作っていきます。
初めに、パイプにコイルを巻き付けていきます。
続いて、ペーパーヤスリを使い、先端15~20mmを磨いていきます。
次に、車体上部の組み立てを行います。
見本と設計図を確認しながら、組み立てていきます。
先生方にサポートしていただきながら一生懸命に作ります。
完成間近です。
車の後ろに磁石を近づけます。
走りだしました。
大成功です!
磁石をコイルに近づけたり遠ざけたりしながら変化を確認します。
楽しいですね。
次回開催もおたのしみに!
日立清水理科クラブの皆様ありがとうございました。