プログラムレポート
第3回 38期こども会議(夏休みバザール振り返り&研修):バザール日記(2023年8月27日開催)
公開日:2023年09月14日
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こどもバザール
8月27日に、夏休みこどもバザールの振り返り会議を開催しました。
今回は、総勢45名のこども店長が集まりました!
まずは、市長と副市長から、夏休みの売上、各お店の目標達成状況について発表がありました。
夏休みは、社員さんの人数が多く、また午後もこどもバザールを開催していたため売上が高いお店が多かったです。
また、各お店では数多くの新商品や新サービスが始まり、売上が高くなる後押しになりました。
各お店の目標達成については、目標達成率を確認しました。
どのお店も頑張っていて、平均は60%以上でした。
目標達成率も重要かもしれませんが、何よりも努力をしたことが素晴らしいです!
続いて、大人スタッフのゆりさんから、こども店長へこどもバザールでの確認とお願いがありました。
午後にこども店長がいないお店が多かったこと、出勤記録シートの確認など、こどもバザールを運営するために必要なことをみんなで確認しました。
続いて、個人の夏休みこどもバザールの振り返りをおこないました。
うまくいったこと、もう少しこうしたほうがよかったと思うことを書いていきます。
「社員さんにやさしくできた」「お店の商品を切らしてしまった」など、具体的なエピソードも合わせて書きました。
よかったことは、仲間のこども店長と一緒に共有して、どんどん広めていきましょう!
続いて、各お店での振り返りをおこないました。
項目は以下3つです。
- 夏休みバザールでうまくいったこと
- うまくいかなかったこと・改善したいこと
- うまくいくためにどのようにしたらよいか
『市長・副市長』
38期の目標:店長さん、社員さん、ちびっこさんのフォローをする。
①お店のフォローに入ることができた。はじめてさん、ちびっこさんにていねいに対応することができた。
②社員さんにスタンプカードを配れない日があった。意見箱の回答をより具体的に答えたい。
③テキパキと行動する。よく考えて回答する。
『ハローワーク』
38期の目標:笑顔で明るい雰囲気がある場所にする
①マイクでハッキリと話すことができた。笑顔を意識できた。質問コーナーを設けた。など
②他の店長と協力したい。店長同士で遊んでしまった。
③社員さんと話す。
『銀行』
38期の目標:とにかくミスをなくす!字も受けこたえもていねいにする!!
①ちびっこおこづかいを多く利用してもらえた。
②出勤の人数が少なく、1人の時が多かった。
③ちびっこさんが入出金をわかるように看板をつくる。
『本屋』
38期の目標:宣伝・放送1日に2回以上
①午前は店長さんが毎回いた。
②社員さんの作品があまり売れなかった。
③宣伝や放送をできるだけ増やす。
『ゲームや』
38期の目標:来てくれた人全員が楽しめるゲームやにする。
①社員さんの対応。景品の増減の対応。お客さんの対応
②お客さんが多い時の社員さんの対応。間違えた時の直す時間。
③分担する。協力する。1人出勤の時に看板をたてる。
『ざっかや』
38期の目標:みんなが楽しいざっかや
①1人でも社員さんにていねいに対応できた。
②スタンプカードを持っているか聞けなかった社員さんがいた。
③スタンプカードを聞くことに注意する。
『ラッキーパーク』
38期の目標:15,000まある売り上げる
①お客さんが多くきたこと。ラッキーチケットの説明が上手にできたこと。
②売り上げが少なかった。
③放送や呼び込みをする。
『プラバンや』
38期の目標:社員さんにやさしく接する
①売り上げが高かった。社員さんがいっぱい来た。
②プラバン板を少なくしないように工夫した。
③プラバンを焼いた後にしっかりと板と板でおした。
『プラバンや+』
38期の目標:プラバンやとは一味ちがう難しいプラバンをきれいに作る
①難しいプラバンを作ることができた。
②焼くときに失敗してしまうことがあった。
③焼いている時は、目を離さないようにする。
『イラストや』
38期の目標:オリジナルのイラストをたくさん作る!
①缶バッチがよく売れた。オリジナルイラストをたくさん作ることができた。
②缶バッチの在庫が少なくなっていことが多い。売り上げが少ない。出勤の人数が少なく、1人だけ出勤していることが多い。
③缶バッチを作りすぎない。たくさん呼びかけをする。特に予定がない時は必ず出勤する。
『市役所』
38期の目標:ていねいに親切にせっし、こどもバザールを笑顔にする
①社員さんへの対応
②出勤。お仕事インタビューの葉っぱ。目標達成。
③予定がない時は出勤。葉っぱをたくさん書く。目標を達成できるように心がける。
38期も残りあと少し!
みんなで、がんばりましょう!
続いて、店長研修をおこないました。
講師は、MASの増田乃輝先生です。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、こども店長OB・OGの18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
内容はこどもバザールを運営するにあたって、切っても切れない「商売の基本を学ぼう!」です。
まず初めに、商売とはということを駄菓子屋さんを例にして説明してくれました。
駄菓子屋さんではお菓子の販売をしていますが、お菓子は作っていません。
駄菓子屋さんは、工場で作ったお菓子を仕入れて、販売をしています。
この時に駄菓子屋さんは仕入れる時に、お金を払って仕入れています。
そして駄菓子屋さんは、お客さんにお菓子を買ってもらいます。
この時に、仕入れた額より高いお金で買ってもらうことでお店に「利益」がでます。
ここまでの話を聞いて、「なるほどー」と納得するこども店長が多かったです。
そしてここからは、具体的に「プラバンや」を例に出して売上計算をしていきました。
先生オリジナルのテキストです。今回の店長研修のために作ってくれました。
計算する量が多いため、分担して作業を進めていくこども店長たち。
「ここまでは、○○円だったよ」
「ここからここを足してみて」
と声をかけ合いながら進めていきます。
そして先生から正解が発表されると「あってた!」「ここまでは、あってたのにー」という声が聞こえてきました。
最後に先生から、売上を上げるためにはどうしたらよいかのアドバイスを伝えてくれました。
例えば、「プラバンや」と「ざっかや」は商品がないことがあるため商品がない状態を極力少なくする。
在庫は、一つ一つに価値があるので、大切に使おう。
また「ゲームや」は景品の折り紙をきれいに並べるとお客さんが見やすくなって、魅力的なものになる。
…など、具体的な内容でとてもわかりやすかったです。
こども店長たちは、真剣に先生のアドバイスを聞いていました。
まとめとして、以下のことを伝えてくれて研修は、終了しました。
・商売は、お客さんが購入してくれないと成り立たない。
・利益を出すためには、売上金額を上げよう。
・販売価格を高くすると売れなくなる。→費用等を考慮して適切な価格設定にする必要がある。
・売上を上げるためには、新商品・広告・宣伝等、さまざまな工夫をしよう!
増田乃輝先生ありがとうございました!
今回の研修で学んだことをこどもバザールに活かして、がんばっていきましょう!
会議に参加したみなさん、おつかれさまでした!